能力(ちから) ページ22
貴「先生、威圧って？」
私がそう聞くと先生は少し間を置いてこう答えた。
先生2「威圧…誰かをおさえつけようとする…っていうのかしら？それがあると他人は威圧してくる人には必ず従わなきゃって思ってしまうの」
貴「い、威圧ってそんなに怖いことなんですか？この間みたいに…あの子を気絶させちゃうとか」
先生2「それが、"覇王色の覇気"の特徴よ。自分より格下の相手、気の弱い人は気絶してしまうの」
そんな力がこの私に…。
先生2「Aちゃん、ここからが本題なの。貴方にはその覇気があるから、子供たちや先生の様子がおかしくなっている。この間の出来事でAちゃんは無意識に覇気を使ってた。その時に覇気は覚醒したんでしょうけど…覇気を使う相手、使わない相手とのコントロールができるようにならないと、貴方の仲間も威圧してしまう。だから…貴方はそのコントロールができるように、努力しなくてはならないの」
コントロールをできるように…？確かに、マイナを威圧したりするのは嫌だ。
？「先生、Aには覇気のコントロールができているわ」
貴「…マイナ！？」
そこにはマイナが立っていた。
貴「マ、マイナ仕事は？早めに終わったの？」
ﾏｲﾅ「えぇ。だから久しぶりに此処の保育園に顔を出そうと思って」
先生は驚いている。
先生2「マイナさん」
先生はマイナにそう呼びかけた。
ﾏｲﾅ「何ですか、先生」
先生はゴクンと唾を飲み込むと、
先生2「この子は…覇気をコントロールできるとマイナさんが先程おっしゃってましたが、本当ですか？」
マイナは余裕そうな笑みを浮かべると、
ﾏｲﾅ「実は私もA本人から直接聞いたの。数日前に起こった出来事を。…Aの話によれば、その時Aの周りには子供が3人いたそうね？でも倒れたのはAを襲ってきた子供ただ一人だった…。だから、Aが使う覇気は無意識に発動することはあるけど、使う相手と使わない相手とのコントロールはある程度できていると分かるわ」
そういえばあの時私の周りにいたのは3人。そのうちの一人だけが気絶していた。
先生2「マイナさん…この子もいずれ…グランドラインに行くのですか？」
先生が哀しそうな顔をしてマイナにそう聞いた。グランドラインって何？
ﾏｲﾅ「えぇ。Aは産まれた時から既に世界中の人から狙われている。まだ分からないけれど、この子は覇気の他に、闇の能力を秘めている…」
……闇の能力？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遊星(プロフ) - 本編と設定していた名前が違うんですが？ (2019年8月29日 21時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
レトロール(プロフ) - こちらがその作品のURLになります。→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Rinchan/ (2016年2月28日 8時) (レス) id: f03114f042 (このIDを非表示/違反報告)
レトロール(プロフ) - この作品を見て下さった読者様に、お知らせです。この作品のリメイクバージョンを、私、レトロールが作成いたしました。RinAとレトロールは同一人物です。決して第三者の作成ではございませんので、安心してご覧下さい。 (2016年2月28日 8時) (レス) id: f03114f042 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ@駆逐系女子←(プロフ) - すごく面白いです♪ルフィかっこいい(´`*// (2014年4月14日 14時) (レス) id: c2a020d896 (このIDを非表示/違反報告)
RinA(プロフ) - 死蝶さん» ありがとうございます！！ (2014年2月15日 22時) (レス) id: 55c1027a10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RinA | 作成日時：2013年4月17日 19時
