確かに変わった… ページ21
数日後ーー。
先生1「Aちゃんこんにちは」
違和感がある。
貴「え？先生、大丈夫ですか？？」
先生1「何を言ってるのAちゃん！ほら皆のとこ遊びいこーね」
私は黙って頷いた。
そのまま私はいつもの部屋に向かった。
先生…いつもの自然な笑顔じゃない。
明らかに偽りの笑顔だ。
私がガラッと部屋の扉を開ける。そうすると中で騒いでた子供たちが瞬時にして静かになり、こちらに視線を集中してきた。私がある一人の女の子と目が合うと彼女は怯えたようにして顔を逸らした。
その子は例のいじめられていた、私がかばった子だった。
私は黙って部屋のイスに座り、絵本を読み始めた。
子供4「怖いよあの子…」
私はある男の子がそう言ったのを聞き逃さなかった。…数日前のアレは…一体何だったのだろう？あの出来事があってから、先生も子供たちも、私への態度が明らかに変わった。
私は何かマズイ能力を持ってしまったのだろうか…
7時間後…
先生1「じゃあ皆気をつけて帰ってね〜さようなら！！」
子供「「さよぉなら！！」」
私は部屋を出ようとした。しかし、
先生2「Aちゃん！」
先生に急にそう呼び止められた。
貴「…はい、何ですか？」
先生2「少し…お話があるの」
私は先生に連れられて小さな部屋に来た。中は随分と殺風景で埃っぽい。
先生2「Aちゃんは前あの子に叫んだ…すると彼女は倒れてしまった。そんな出来事があったのよね？」
私は「はい」と返事をした。
先生2「ここからは少し難しいお話になっちゃうかも…でも、Aちゃんは賢い子だから理解できると思うわ。聞いてくれる？」
私はさっきよりも強く「はい」と返事をした。
先生は安心したような表情をすると、近くにあったイスに腰掛けた。
先生2「Aちゃんは…"覇気"というものを使えるの」
…え？
貴「は、はき？」
"覇気"なんて聞いたことない。何か特別な能力なの？
先生2「覇気っていうのはね、先生も、お友達も、Aちゃんのお母さんも、みーんなが持っている力なの。でも多くの人はその力を引き出すことができない。覇気には種類があるんだけど…とりあえずAちゃんには"覇王色"って種類の覇気を説明するわ」
覇気…みんなが持っている能力…でもその能力はなかなか引き出せられない。…覇王色って何だ？？
先生2「覇王色の覇気はね…数百万人に一人の"王の資質"を持っている人が使うことができる、周囲を威圧する能力よ」
…威圧？
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遊星(プロフ) - 本編と設定していた名前が違うんですが？ (2019年8月29日 21時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
レトロール(プロフ) - こちらがその作品のURLになります。→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Rinchan/ (2016年2月28日 8時) (レス) id: f03114f042 (このIDを非表示/違反報告)
レトロール(プロフ) - この作品を見て下さった読者様に、お知らせです。この作品のリメイクバージョンを、私、レトロールが作成いたしました。RinAとレトロールは同一人物です。決して第三者の作成ではございませんので、安心してご覧下さい。 (2016年2月28日 8時) (レス) id: f03114f042 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ@駆逐系女子←(プロフ) - すごく面白いです♪ルフィかっこいい(´`*// (2014年4月14日 14時) (レス) id: c2a020d896 (このIDを非表示/違反報告)
RinA(プロフ) - 死蝶さん» ありがとうございます！！ (2014年2月15日 22時) (レス) id: 55c1027a10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RinA | 作成日時：2013年4月17日 19時
