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30分ほど経っただろうか。
さすがに羽生くんの周りいた女の子たちはスケートリンクに入って滑り始めた。
羽生くんはスケートリンクの外で皆の練習の様子を見ている。
凄く真剣な表情だ。
「A〜〜〜〜……滑ろうよ」
真弓が私にしがみつく。
「嫌」
「なんで!?もう私滑りたくて滑りたくてしょうがないんだけど!」
「じゃあ一人で滑ってきなよ。私今日は滑んない」
「え〜……。せっかくのチャンスなのに」
「…え?」
「羽生くんがいるんだよ?世界の頂点の人だよ?アドバイス貰うために沢山滑んなきゃ!」
真弓はスケートリンクへ駆け出した。
「……いいよね。真弓は前向きで」
…私は羽生くんがいるから滑りたくないんだ。
絶対"下手なやつ"って思われちゃう。
「……」
羽生くんがいなくなるまで…私は滑らない。
ーー真弓sideーー
Aったら…何考えてんだか。
『どうせ羽生くんに見てもらったって"下手なやつ"だって思われる』…
とか、思ってんでしょ?
だから見てもらうんじゃないの?
本当Aはバカだよね。
A…貴方は滑ってる時、すごく生き生きしてるよ?
きっと…羽生くんもあなたのこと認めてくれるはずだよ?
私なんかより…きっと見てくれるはずなのに。
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セット - 主人公ちゃんと性格が似てるwww (2014年3月1日 20時) (レス) id: f7df8218cd (このIDを非表示/違反報告)
RinA(プロフ) - ♪ピアノ♪さん» ありがと!(*бωб) (2014年2月24日 16時) (レス) id: e529069e38 (このIDを非表示/違反報告)
♪ピアノ♪(プロフ) - RinAさん» RinAちゃんの神的な実力だよ!続編、これからの展開楽しみにしてるね♪ (2014年2月23日 16時) (レス) id: de1fc73504 (このIDを非表示/違反報告)
RinA(プロフ) - あおいちご♪さん» りょうかいです!(*бωб) (2014年2月23日 12時) (レス) id: e529069e38 (このIDを非表示/違反報告)
あおいちご♪(プロフ) - ありがとうございます♪良かったら私の小説も読んで下さい !! 小説名 君を愛しているよです! (2014年2月23日 10時) (レス) id: 786339ce58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RinA | 作成日時:2014年2月15日 10時