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転校生は天然ビッチでしたまる ページ2

国として生まれたら一度は必ず登校しなければならない、



世界一大きな学校




「国立世界W学園」




その学園に通う、国土が小さな国...アンドラ公国がこの物語の主人公である__





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[ヨーロッパクラス]



キーンコーンカーンコーン


そう、平凡な何処にでもありそうなベルか鳴る。

HR(ホームルーム)の時間だ。

W学園の生徒会長、及びクラス委員のイギリス... アーサー・カークランドが席を立ち、黒板の前の教卓へと足を進める。

英「起立!」

その声が掛けられると共に、皆は一斉に席を立ち上がる。

英「気を付け、礼!」


「おはようございます」


と、いかにも小学生がやりそうな号令をする。
HRにも号令をするとか誰が決めたんだ。
あ、このバカ眉毛生徒会長か。


『今日は転入生がいる。可愛い女の子だぞ』


先生がそう言った瞬間、フェリシアーノとロヴィーノがすぐさま反応した。このHoochie Coochie Man(馬鹿な男)め。


『おい、スノー。入って良いぞ』


先生が呼び掛けると、「はぁい」と返事をして可愛い女の子が入って来た。


ス「Nice occursum tibi,スノー・カナディアンです。」

教室に入って来た彼女は、教卓のすぐ横に立ってにっこり、と笑顔でそう言い、「よろしくお願いします」とまた言った。


その瞬間、フェリシアーノとロヴィーノが席を立ち上がって、口を揃えて

「「スノー!!?」」

と、指を差して叫んだ。


うるさいったらありゃしません。


英「うるせぇぞ、お前ら!!おとなしく席についてろ!」

そう生徒会長サンが言うと、二人はしぶしぶ席についた。

それを見ていたスノーはくす、と微笑み、またその顔を見ていたほとんどの男子は顔を赤らめる。

天然ビッチかこのやろう。

クラスの席順は、一番前がフェリシアーノ、空席、通路を挟んでルートヴィッヒ、ロヴィーノ。
その後ろが、アーサー、アルフレッド、通路を挟んで私、空席。
またその後ろが、フランシス、イヴァン、通路を挟んでアスタナ、空席。

私のクラスは空席が多いですねー。

とりあえず、スノーさんが私の隣になるのだけはやめてほしいって思ったり。

目立つのは嫌いなんです。

英「とりあえず、席はA・マキアートの」

隣、と言おうとした瞬間、スノーさんが言葉を遮った。

ス「クラス委員さん、私、フェリシアーノの隣が良いです」


ナイス天然ビッチ。

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蒼藍(プロフ) - 夢主面白いwwwwこれからも更新頑張ってください!! (2015年1月22日 21時) (レス) id: 5d8f5dc764 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スノー姫 | 作者ホームページ:http://uranai.amanoboru  
作成日時:2015年1月9日 4時

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