茜色2 ページ4
休み時間。
美玲さんは授業についていくのが精一杯…って所だった。
私は筆記用具をしまい、美鈴さんの席へ。
『茜美鈴さん…だったわよね？
私は七瀬A。よろしくね』
控えめに、少し微笑みながら近づく。
茜さんの目は何だか真剣だった。
が、すぐに自己紹介の時と同じ目を向け、
「…よろしくね！
ところで美玲と仲が良いみたいだけど、知り合いなの？」
『あぁ…この間のスイーツパイキングで偶然ぶつかっちゃってね。少しお話をしたわ』
「そうなんだ！
あ、ねぇ七瀬さん……………」
________放課後、校舎裏に来てくれない？
二人きりで話したいから、と彼女は付けたし笑った。
『勿論。
準備が終わったら行くわね』
もうすぐ授業時間なので席についた。
その時に美玲さんが、私をジッと見ていたことは知らない。
▽▽▽
放課後。
「あれ？A帰らないの？」
『ええ。少し美鈴さんとお話があってね』
「そうなんだ、またねー！」
カエデ達が校舎から出ていき、ついに教室には私以外誰も居なくなった。
「あ、いたいた！
じゃ、早速行こ？」
『ええ』
私は一応ボイスレコーダーを用意。
何かあって計画に支障が出たら困るもの。
ちょうど校舎裏に来たその瞬間、彼女は怪しげに微笑んだ。
「フフ、別に貴方を陥れようだなんて思ってないわ。
ただ協力してもらいたい事があるのよ。」
『協力？何かしら。』
「聞いてくれる？
……………妹の美玲を陥れてほしいの」
そう言った美鈴さんは、
少し私でもゾッとするような笑みを浮かべた。
*〜*〜*〜*〜*
https://ton.twitter.com/i/ton/data/dm/697603400872042499/697603400901357569/8RKq3CGs.jpg
奈緒さんに描いていただきました！
可愛すぎる…！！
私にはこのような絵が描けないんですよｫｫｫｫｫ(
イメ画ありがとうございます！！
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Requiem - 飛び級の意味、分かってますか？E組に落ちてるので、飛び級とは言いません。編入や転級が正しいと思います。 (2019年6月6日 21時) (
レス) id: d83ab635d7 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 飛び級で下のE組に来たんだ…wwwwww (2018年1月27日 22時) (レス) id: 1d22b35bb5 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 澪奈さん» 時間がある時にでも調べてみようかと(笑)ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年2月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 5e543256c4 (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 雪音さん» うん！カッコいい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))更新頑張って下さい！応援してます！！ (2016年2月18日 0時) (レス) id: baaf9f2faf (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 澪奈さん» そうなんですね!!確かにかっこよさそうです(笑) (2016年2月17日 20時) (携帯から) (レス) id: 5e543256c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2016年2月8日 14時
