事態は急速に ページ42
私が次に見たのは、いつも寝起きしている黄猿さんの寝室の天井。
「そうだ、私..」
阿修羅に見逃してもらったあと、船に戻ったら直ぐに気を失ったんだ。
どれくらい眠ってたんだろう..。三日以上は確実に眠っている。
ゆっくりと上体を起こし、ベッドから出る。
時計を見れば、黄猿さんは既に仕事をしている時間だ。
早く支度して、元気になった所を見せなくては。
そう思って、寝室のドアを開けた瞬間..
『おお、起きたのか。』
「......(°▽°)」
目の前にそれはそれは美しい女性が..って
「阿修羅様ぁ!?」
『何じゃ騒々しい。』
お姿こそ変わらないものの、その声音はしっかりとしたもので、フワフワと不確かなものではなくなっていた。
「い、いや、何でここに？」
『まぁ色々あったのじゃ、それより早身支度を済ませよ。』
阿修羅は多くを語らぬまま、私に身支度を急かした。なんというか、状況がうまく飲み込めないけどまぁいいか。
洗面台に行って顔を洗い、歯を磨いて寝間着から別の衣服に袖を通す。
黄猿さんに買ってもらった、黒のヘンリーネックシャツに銀色で幾何学模様が描かれたスキニーパンツを着用。
『終わったか？』
「わっ！」
『よし、ならば行くぞ。』
そう言って私の手を引く阿修羅。なんだかとても急いている。
なんだろう、一体何が..。
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りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» ありがとうございます！続編でもどうぞよろしくお願いいたします( ☆∀☆) (2018年2月20日 18時) (
レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろりんご - お疲れ様です!これからも頑張ってくださいね!!応援してますっ！ (2018年2月20日 18時) (レス) id: af23e1e2bb (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» いつもコメントありがとうございます(*´∀｀) (2018年2月18日 18時) (レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろりんご - 黄猿さん〜!!やはりイケメン！主人公ちゃんも最高です!! (2018年2月18日 18時) (レス) id: af23e1e2bb (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» おつありです！！ (2018年1月21日 19時) (レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなお | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時：2016年5月29日 22時
