思わぬ登場 ページ41
ﾄﾞｯｯﾝ!!!
凄まじい重圧が私の身に降りかかった。
それはもう、立っていられないくらいに..。
冷や汗が背中を伝い、私はその場に座り込んだ。
必死に意識を保ち黄猿さんのズボンの裾を握り締める。
『ｯｺﾚﾊ..』
ボ「..面倒なのが来たねぇ〜。」
阿修羅と黄猿さんの視線の先には..
シャ「よう、随分面白い事になってるじゃないか。」
渋めの赤い髪、顔に三本傷がある隻腕の男。
"赤髪のシャンクス"
まさかこんな早く会うなんて。
てことはこの重圧はシャンクスの覇気か。
シャンクスはゆっくりと私達に歩み寄り、余裕の笑みを浮かべている。
一歩一歩近付くにつれて意識を保つのが難しくなる。
シャ「ほう、やはり武神に選ばれただけの事はある。俺の覇気で気を失わないとは..。」
シャンクスと目が合う。黄猿さんとは違った、大人の魅力を持つ男。
『ｼﾞｬﾏ、ｽﾙﾅ』
阿修羅は覇気などものともせず、シャンクスに矛先を向けた。
シャ「まぁ落ち着けって、俺は邪魔をしに来た訳でも争いをしに来た訳でもない。」
『..？』
そう言って、シャンクスが懐から取り出した物は..
シャ「お前と久しぶりに飲みに来たんだ、阿修羅。」
『..ﾊ?』
あー、拍子抜けしちゃってるよ。
シャ「だから、飲みに来たんだって。」
『ﾊｧ..ｷｮｳｶﾞ、ｿｶﾞﾚﾀ』
明らかに阿修羅の顔が呆れた顔になり、周りを浮遊していた武器は音を発てて落ちた。
それと同時に、身体に乗っていた重圧もフッと消えた。
ちゃんと息ができるって素晴らしい。
「ﾌｩ、はぁ..。」
ボ「大丈夫かい？リナちゃん。」
心配そうに優しく抱き上げてくれる黄猿さん。いつもなら大丈夫ですとすぐに言えるのだが、今ばかりはそうも言ってられない。
「少し、疲れました..。」
頭を黄猿さんの胸に預け、ふぅ、と力を抜く。
シャ「おっと、少しやり過ぎたか。」
ボ「この子はごく普通の女の子だからねぇ、お痛はよしてくれるか〜い？」
シャ「はっはっはっ！すまんすまん、なに、ちょっとした興味だ。許してくれ。」
あっけらかんと笑うシャンクス。それに阿修羅は拳骨を入れてた。
痛そう(´・ω・`)
シャ「いっっ..てぇ。」
『ｳﾂﾜ..ｱｷﾗﾒﾙ』
ボ「ほう？」
『ﾀﾞｶﾗ、ﾊﾔｸ..ｲｹ』
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りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» ありがとうございます！続編でもどうぞよろしくお願いいたします( ☆∀☆) (2018年2月20日 18時) (
レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろりんご - お疲れ様です!これからも頑張ってくださいね!!応援してますっ！ (2018年2月20日 18時) (レス) id: af23e1e2bb (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» いつもコメントありがとうございます(*´∀｀) (2018年2月18日 18時) (レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろりんご - 黄猿さん〜!!やはりイケメン！主人公ちゃんも最高です!! (2018年2月18日 18時) (レス) id: af23e1e2bb (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» おつありです！！ (2018年1月21日 19時) (レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなお | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時：2016年5月29日 22時
