プロローグ ページ2
穏やかな気候に活気あるシャボンディ諸島。
様々な人々が行き交うこの島で、２年前に越してきた五人の男女がいた。
その中で一番細くて弱そうな少女が今や..
「待てゴラァッ！！？」
海賊１「ひぃっ！！」
自分をナンパしてきた挙げ句断ったら無理矢理連れていこうとした海賊を追いかけ回していた。
ﾄﾞｶﾞｯ!!
海賊１「う"っ..！！」
「今ならご免なさいで許してやる。」
海賊１「ご、ご免なさい！」
「よし。」
海賊１「......？許してくれるんじゃねぇのかよ!!?」
「許すとは言ったが離してやるとは言ってねぇよ。」
ずる賢くもなったようだ。
彼女はたいして表情を変えることなく、遠くにいる海軍中将を呼んだ。
「すぅ..せんっとぉぉまるさぁぁあん！！！」
彼女の声に反応して、やれやれという顔でやってくる海軍中将"戦桃丸"
戦「そんなデケェ声出さなくても聞こえる！」
「こいつの賞金くれ。」
戦「がめついな。」
「生活かかっておりますゆえ。」
戦「嘘つけ、オジキが毎月余裕過ぎるくらい生活費送ってんの知ってるんだからな。」
「あれは生活費、賞金は貯金。」
戦「はぁ、まぁいい、賞金は後で送る。いつもの住所でいいな？」
「はい、では私はこれで。」
ペコリと頭を下げ、踵を返して帰ろうとするも..
海賊１「っ少し美人だからって調子のりやがって！ぜってー脱獄して復讐してやるからな！」
ﾄﾞｶﾞｯ！！
海賊１「ぐっ！！」
戦「口を慎め、クズが。」
「..アンタの行く先はインペルダウンだ。脱獄なんて諦めて刑に服すんだな。それに..
私には待ってる人がいるって言ったでしょ？バーカ。」
ふん、と今度こそ帰る彼女。
彼女の待っている人、それは世界的にも有名な人だった。
戦「お前がナンパしたあいつ、海軍大将黄猿の女だぞ。」
海賊１「え"..。」
戦「オジキに伝わらんといいな？伝わったら確実に刑が延びるぞ。」
海賊１「ひぃっ！！」
彼女は待ちわびている。２年間、ずっと。
"迎えが来るまで、他の男になつかない"
という約束を守って。
続く (更新停止中)
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むぅにー - ほあぁあぁ…！続編を…！！続編をお願いします…！！！ボルサリーノバンザイ！イケおじ万歳！！ (2022年7月2日 16時) (
レス) @page2 id: 532f71d057 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年8月26日 8時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - もう大好きです！絶対続編読みたいです！もうやばいで大好きいいいいいいい！！！ (2019年9月29日 23時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
花様年華 - とっても面白いです！更新楽しみにしてますね！ (2018年9月11日 2時) (レス) id: 6ef581c007 (このIDを非表示/違反報告)
りなお(プロフ) - ましゅまろりんごさん» ありがとうございます！続編も頑張りますね (2018年3月12日 19時) (レス) id: 54a5b64c13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなお | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時：2018年2月20日 16時
