8.ブルーローズを目指して〈4〉 ページ11
続きです
━━━━━━━━━━━━━━
『謝らないでください、ぺいんとさん。そう思いになるのは当然のことです。だから、顔をあげてください』
pe「...」
shi「それに、ブルーローズを目指しての探索はこっからなんですから」
tr「そうだな」
kr「なんかしんみりしちゃったね」
pe「ごめん...じゃあ、鍵探しに行くか！」
「「『おー！』」」
鍵を探すため、まずはホール周辺から探すことに。
pe「てか、俺気づいたんだけどこれなに？」
ぺいんとさんが見つけたのは、少し変色した壁だった。
tr「あれ？」
shi「え、ほんとだ」
みんなが疑問に思っている中、トラゾーさんが壁の前に行った瞬間
ドゴッ！！
pe「ワァァァァァァァ！！」
kr「は？えっ！？」
『と、トラゾーさん...？？』
tr「壊せたわ！」
shi「なにしてんの？」
tr「ちょっとワンパンしたら行けたわ！」
『これ...トラゾーさんの能力ですか？』
tr「そうですね」
kr「なんて言うやつなの？」
tr「えっと、「筋肉は全てを解決する！」」
『...』
pe「「PKS団」にしようもう！」
shi「いや、Kさんもいないから「PS団」にしよう！」
クロノアさんは単独行動しているので、同じ場には居ない。
トラゾーさんの能力で皆さんがワイワイ話していた。
『(壁を壊した時のトラゾーさん、かっこよかったなぁ... )』
私は少し呆けてしまった。
『(って何を考えているの！所詮盗賊団、ブルーローズを盗って、私を攫うだけなのに...)』
慌てて気持ちを切り替えた時
ズキン！
『いっ！』
ズキン！
『っ！』
tr「Aさん？ほんとに大丈夫ですか？ 顔、真っ青ですよ...？」
『ご、ごめんなさい...ちょっと、御手洗行ってきます！』
私は走って近くのトイレへ駆け込んだ。
『はぁ...はぁ...』
私はまず腕を見た。
『...！！』
さっきの鉱石は既に出ていて、それ以外にいくつか出ていた。
左腕もいくつかもう出てしまっていた。
『あ、足は...』
太ももに小さい鉱石が出ていたが、腕ほどでは無かった。
私は脆いものを扱うかのように顔を触った。
触った途端、ひんやりとした感触が手に伝わった。
『まっ、まさか...』
私は恐る恐る顔をあげた。
『っ！！』
私の目に映ったのは
口周りのいくつかの小さなパールやエメラルド
目元の突き出かけているクリスタル
そして、私が触れていたのは
頬の大きなラピスラズリの結晶だった
『どうしたらいいのっ...』
鉱石病の進行度に私はしゃがみこんでしまった。
9.ブルーローズを目指して〈5〉→←7.ブルーローズを目指して〈3〉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわあ - 初めてコメントします。 とても面白いです！続きが楽しみです！！ (8月3日 20時) (
レス) id: 422d558fbf (このIDを非表示/違反報告)
アサマ(プロフ) - 初コメ失礼します。続き待ってます！！ (2021年10月21日 1時) (レス) id: cd5d084d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぴすたち(プロフ) - パペたろーさん» わぁぁぁぁ！！ありがとうございます！じゃあ、夜も眠れないようなストーリーに出来るよう頑張ります！w (2021年8月25日 14時) (レス) id: 54a03665cc (このIDを非表示/違反報告)
パペたろー(プロフ) - め、めっちゃ面白いせいで続きが気になりすぎて夜しか眠れませんっ！！！どうしてくれるんですかぁぁぁ！！！！楽しみにしてます(真顔) (2021年8月25日 14時) (レス) id: 6f85f9327d (このIDを非表示/違反報告)
かむり��(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます！忘れていましたm(_ _)m (2021年8月14日 21時) (レス) id: 54a03665cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴすたち | 作成日時：2021年8月14日 21時
