【wrwrd】思い人は将軍様【gr】 (ページ4)

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4.虹ページ4

今日もグルさんは会議で、
私は一人で城下町に来ている。

『いつ来ても楽しいな～』

そう呟きながら散策していると、
とある和菓子屋に目がいった。
そこには綺麗な菓子が並んでおり、
どれも美味しそうだった。

mob「いらっしゃい！どれにしましょう？」

『おすすめあります？』

mob「そうですね、栗まんじゅうなど
いかがでしょう？」

『じゃあ、栗まんじゅうください！』

mob「毎度あり！」

お菓子を買い外に出ると、

『あ、雨....』

さっきまで晴れていたが、
いつの間にか雨が降っていた。
帰れずに悩んでいると、

？？「やっと見つけたで...」

トントン様が眉を下げながら、
そう言った。

『トントン様！？何故ここに？』

tn「グルさんが、会議が終わって部屋に戻ったら
Aがおらんから「探しに行くゾ！」って言っててんけど、
さすがにあれやから探しに来てん」

『ごめんなさい...』

tn「ええで。グルさん待ってるし、帰ろか」

そう言うとトントン様は傘を渡してきた。

『トントン様はどうするのですか？』

tn「俺はええよ。マフラーあるから」

『ダメです！風邪を引いたらどうするんですか！』

tn「でもなー、傘一個しか持ってきてへんねん...」

『なら、一緒に入りましょ』

tn「い、一緒に....！？」

『それなら濡れませんよ？』

tn「えぇ..../////」

何とかトントン様を説得し、
二人で帰ることに。

tn「あのさ、A？」

『はい？』

tn「トントン様っていうの、長くないか...？」

『そうですか？』

tn「うん...やから、その....」

『んー、じゃあトン氏って呼んでも？』

tn「ええで////あと、敬語外してな///」

『分かった』

tn「あ、やんだ」

トン氏と話しているといつの間にか
雨が止んでいた。

『あ！虹！』

それには綺麗な虹がかかっていた。

tn「ほんまやな。なんかいいことあるかもしれんで？」

『そうかな？』

私達はまた喋りながら城に戻った。

まあ、グルさんにめっちゃ怒られたけどねw
(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ