みんなでシェアしよ。3【すとぷり】【体調不良】

るぅとくん【胃腸炎】 ページ17

るぅとside


_____お腹が、痛い

そう気付いたのは車の中だった。

今日すとぷりメンバーは珍しくみんながoffで、どこか買い物に行こうとなって、帰る時だった。

車の中、しかも高速道路の途中であったので、今からトイレに行くのは難しかった。


隣の席は莉犬、前はさところ、その前はななジェルが座っている。


莉犬に言うか…？と思ったが、せっかくの休みの日を壊すわけにはいかない、と思い我慢することにした。

____________

暫く耐えて耐えて、腹痛が収まった時だった。

もう大丈夫だろうと思っていた僕は莉犬と喋っていた。すると、

る「！？っ、、、うっ、、」

唐突に激しい吐き気が僕を襲ってきた。

急だし激しい吐き気を覚えた僕は思わず呻き声をあげてしまった。


それに気付いた莉犬は、

莉「もしかしてるぅちゃん酔った？」
と、聞いてきた。
酔った、という事にすれば家に帰る必要は無くなると思い、僕は咄嗟に頷いた。

莉「そっか、大丈夫？？多分もうすぐパーキングエリアだから、頑張って我慢して、、！」

と、言ってくれた。

確かにもうすぐで着く………

と、深呼吸をして深く椅子に座っていたら、いつの間にか寝てしまったようだった。


次に起きたのは少し周りが暗くなった時だった。


前からは静かな寝息が聞こえる。

る「あれっ…パーキングエリアは…」

と、思わず呟くと、

莉「あ、るぅちゃん起きた。結構ぐっすり寝てたから起こさないでおいたけど…」

と言った。あっそっか…僕なんか吐き気がして…
と、吐き気のことを思い出した途端何か熱いものが込み上げてくる感覚がした。


思わず口に手を当てると莉犬はそれに気付いた。

莉「えっちょ……るぅとくん大丈夫、、！？」

首を横に降ると、運転中のなーくんに大きい声で伝えた。

な「るぅとくん大丈夫？後ちょっとで家着くから頑張って………！！！！」

と言い、車の速度を少しあげた。


俺はじわじわと込み上げる腹痛と、「寸前」という言葉がピッタリの吐き気を我慢しながら、深呼吸をした。


__________
長くなりそう………

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