お兄ちゃんは三代目

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コンコン




「はーい！」



直人 「ごめんね、遅くなった…」




直人さんを先頭に三代目の皆さんが入ってこられました。


皆さん、元気ですね……





ごめんなさい、１つ突っ込ませて頂きます。





「お兄ちゃん、なんでそんな元気ないの？」


健二郎 「え？」


「半分魂抜けてんで。笑」


健二郎 「そうか？」


「うん。」


隆二 「ちょっとね、」


「ふ〜ん。笑」






謎に包まれたまま始まった飲み会。




初めてきたからびっくりしたことが二つ。


一つ目、飲むペースがめちゃくちゃ早い。
その割に、みんな酔ってない。笑


二つ目、料理がやばいほど机にあること。
食べきれるんですか？笑




直己 「いっぱい食べてね。」

「ありがとうございます。笑」





直人 「そうだ、Aちゃんってさ、彼氏いるの？」


健二郎 「ぶっ」


ELLY「ちょっとー！健二郎さん！笑」


健二郎 「ごめん！」





いや、何動揺してんの。笑




「彼氏はいました。」


臣 「過去形？」


「はい。ちょうど2ヶ月前に別れました。」


剛典 「そうなんだ。」


「あ、でも別れたからって、ショックじゃないですよ？」


健二郎 「え？」


「だって、お互い友達の方が楽しいよねって話になって、恋人やめよかってなって別れたもん。」


メンバー 「………………。」





なぜかメンバーさんに見られるお兄ちゃん。笑





「なんかすみません。笑」



メンバー 「いやいや！」



剛典 「健二郎さん、彼氏いるんじゃないかって言っててさ。笑」



健二郎 「3時まで夜遊びして、家に帰ってきてもずっと電話してたから、そら疑うやろ！」



「だから、友達やって！
鈴乃と元彼ともう1人男友達と遊んでの！」



直己 「大学生だ。」


剛典 「いいなぁ、俺も大学生やりたい。」


臣 「楽しそう。」


「私の学校来ます？笑笑」


隆二 「行くー！」


剛典 「隆二さん、勉強するの？笑」


隆二 「勉強はめんどくさいな。」


ELLY「どっち？笑笑笑」


直人 「とりあえず健二郎の早とちりということで！
改めてかんぱーい！」


メンバー・A「かんぱーい！」






話の流れからして、
私の彼氏の有無が気になってたお兄ちゃんのためにメンバーさんが開いてくれた飯会だったらしい。


良いメンバーさんです、本当に。




お兄ちゃん、よかったね。


お兄ちゃんのこと、
これからもよろしくお願いします！





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