お兄ちゃんは三代目

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事務所来たのはいいけど、

お兄ちゃん、いるのかな。笑





LINEしても既読付かへんし。

わざわざメンバーさんにLINEするのもあれやし…。笑





ま、いっか。



なんとなくいる気がする。笑








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7時過ぎたけど、

お兄ちゃん出てくる気配なし。





やっぱ、いーひんのかなあ。






もう一回LINEしてみるかー。







「あの、すみません」



え？



誰やろうと思って振り返って見たら、



まさかの…









「メンディーくんだ。」



関口 「あれ、知り合いでしたっけ？」



「あ、いや、えっと、一方的に…」



関口 「やっぱそうっすよね。笑」



「あ、はい。笑」



関口 「こんなこと聞くの失礼だと思うんですけど、誰か待ってるんですか？」



「そうです。」



関口 「なら中で入りましょう、雨降ってて寒いですし。」



「中ですか！？
そ、それは大丈夫です！！」







中に入るのだけは勘弁！！






関口 「はい。笑
女の子を外で1人にさせるのはダメなんで。」



「や、でも、私外で待ってます！」



関口 「風邪ひいたら、相手の方に申し訳ないですから。」



「でも…」



関口 「行きましょう！」



「もしかしたら、いないかもしれないので外で待ってます。」



関口 「そうなんですか？笑
でも、いるかもしれないですよ！」



「でも…」








「お！メンディーお疲れ！」


この声…









「直人さん！」



直人 「あ、Aちゃん！」



関口 「え、知り合いですか？」



直人 「うん。まーね。笑」


関口 「この子、待ってる人いるらしいんですけど、中々出てこられないみたいで…」






いるかどうかもわからんけど。笑






直人 「たぶん、その人いるよ。」



「ほんまですか！」



関口 「その方もうすぐ出てこられそうですか？」



直人 「うん、たぶんね〜。
俺この子見とくからメンディー先に帰りな。」



関口 「あ、はい。ありがとうございます！
お疲れ様でした！

Aさんも、お疲れ様です！」



直人 「お疲れ〜」



「お疲れ様です。」

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