#20 ページ22
貴利矢「話してくれた通りに来たけど…ここって?」
『私の家みたいな所です。』
黎斗「ついにこの日が来てしまったか……」
何故かビシッとキメたスーツで来た。
『待って。何で、そんなスーツで?』
黎斗「それは、Aをもらうのに、スーツでキメないやつは、いないだろ?」
はぁ?
『はぁ?何言ってるんですか!!』
貴利矢「照れなくてもいいんだぁぁ?!?!」
バグヴァイザーで黎斗さんを回収した貴利矢さん。
貴利矢「よし、そこで大人しくしてろ。」
黎斗「な、何をする!!ここから出してくれ!!」
『ちゃんと、普段通りにしててください!!』
黎斗「わ、わかった。わかったから!ここから出してくれ!!」
そして、いつも通りの格好をした黎斗さんを出して、私の元いた孤児院のインターホンを押そうとした、まさにその時。
「おねーちゃん?」
幼い女の子の声がした。その声を聞いた時、名前が浮かんだ。
『紅葉【クレハ】ちゃん??』
紅葉「おねーちゃん!!おねーちゃん!!」
同じこの孤児院で育った、言わば同士だ。
紅葉は私に抱きついた。
『紅葉ちゃん…久しぶり。』
紅葉「おねーちゃん、元気してた?」
『うん…元気してた。そういや、お兄ちゃんの方は?』
紅葉ちゃんには兄がいて、侑士【ユウシ】という。
彼とは昔色々あった。黎斗さんや貴利矢さんは知らないから、その事は追々話そうと思う。
紅葉「おにーちゃん?そこにいるよ!!」
どうやら、一緒に帰ってきていたみたいだ。
『あなたが…侑士?』
姿は当然初めて見た。綺麗な顔立ちで、目もキリッとしてて……イケメンだと思う。
侑士「おう…久しぶり。」
『あ、先生は?元気してる?』
侑士「あいつなら、(紅葉「呼んでこよっか?」…」
『あ、うん。そうして。』
呼んでもらうことにした。
彼は、私の横を通り、中へ入っていく途中、
侑士「目見えるようになったんだな。」
そう言って、入っていった。
黎斗「完全においてけぼりだな。」
貴利矢「あぁ…」
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リナっち(プロフ) - 凛華さん» あ!あたしの作品……‖‖‖‖(照れてます)ありがとうございます(*≧∀≦*)しかも私の王子さま〜シリーズ3本もΣ(゜Д゜)ほんとありがとうございます(*≧∀≦*)がんばりますm(__)mただ…更新遅いです(。´Д⊂)めちゃめちゃ嬉しいです(〃ω〃) (2017年10月22日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)mお疲れ様でした(*≧∀≦*)ほんとキュンキュンしたり、ハラハラしたり…あたしは好きでした(*≧∀≦*)また新しい作品出したら必ずあたし読みますからねv(^o^)無理しないでください(。´Д⊂)ほんとお疲れ様でした(*≧∀≦*) (2017年10月22日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - リナっちさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると、すごく嬉しいです!!リナっちさんも頑張ってください。リナっちさんの作品も好きです。 (2017年10月22日 20時) (レス) id: f95a75cff2 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)m更新お疲れ様m(__)mますますあたしは面白くなってきたと思います(///∇///)続き楽しみにしてます(*^-^*)あたしこの話好きですから応援してます(///∇///)あたしもがんばりますm(__)m (2017年10月22日 19時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 花恋さん» わー…やっぱり雰囲気とか違いますよね…黎斗で書くの初めてなのもあって、とても難しいです。期待に添えなくて申し訳ないです。 (2017年9月30日 1時) (レス) id: f95a75cff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛華 | 作成日時:2017年8月27日 2時