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そうして、またCRに戻ることとなった。
歩き始めようとすると、手が差し出された。
『?…どうされましたか?』
思わず、聞いてしまった。少し聞いてみたかった。
黎斗「っ〜…わ、私に恥をかかせるつもりか!!」
『やっぱ、ソウデスヨネ!!ごめんなさい!!』
急にカタコトに…緊張しすぎ…
彼の手を握り、歩く。やっぱり、男の人の手は大きい。CRまで、エスコート(?)してくれる感じかな。
黎斗「迷子になると困るからな…///」
『な…迷子になんて、なりませんよ!!』
黎斗「そういや、私と出会った時は迷子だったな。」
『っ!!もうなりません!!』
黎斗「その時もこうして、歩いたな。」
『そうですね…なんだか、何年も前だったかの様です。』
他愛もない話。そうだな…とっても懐かしい。
黎斗「やはり、君といると落ち着いていられる。」
『そうですか?そうは見えませんけど?』
黎斗「それは、きっと、彼らがいるからだろ?私と君だけ時は、そう…」
少し考えたかと思うと、立ち止まり、私の方を見て、少し笑って、
黎斗「楽しい…かな。」
でも、すぐに、前を向いてしまった。
ん゛ん゛…なにあの笑顔…きつい。
『そ、そうですか!!それは、何よりです。』
少し顔を背けてしまう。恥ずかしすぎ。
黎斗「あぁ…君と出会えてホントに良かったと思うよ。」
そう言って、また、歩き出したので、
『私もそう思います。』
と、小声で、誰にも聞こえないように放った。
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リナっち(プロフ) - 凛華さん» あ!あたしの作品……‖‖‖‖(照れてます)ありがとうございます(*≧∀≦*)しかも私の王子さま〜シリーズ3本もΣ(゜Д゜)ほんとありがとうございます(*≧∀≦*)がんばりますm(__)mただ…更新遅いです(。´Д⊂)めちゃめちゃ嬉しいです(〃ω〃) (2017年10月22日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)mお疲れ様でした(*≧∀≦*)ほんとキュンキュンしたり、ハラハラしたり…あたしは好きでした(*≧∀≦*)また新しい作品出したら必ずあたし読みますからねv(^o^)無理しないでください(。´Д⊂)ほんとお疲れ様でした(*≧∀≦*) (2017年10月22日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - リナっちさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると、すごく嬉しいです!!リナっちさんも頑張ってください。リナっちさんの作品も好きです。 (2017年10月22日 20時) (レス) id: f95a75cff2 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)m更新お疲れ様m(__)mますますあたしは面白くなってきたと思います(///∇///)続き楽しみにしてます(*^-^*)あたしこの話好きですから応援してます(///∇///)あたしもがんばりますm(__)m (2017年10月22日 19時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 花恋さん» わー…やっぱり雰囲気とか違いますよね…黎斗で書くの初めてなのもあって、とても難しいです。期待に添えなくて申し訳ないです。 (2017年9月30日 1時) (レス) id: f95a75cff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛華 | 作成日時:2017年8月27日 2時