九条さんのお家【九条貴利矢】

#２０ ページ22

貴利矢「ただいまーっと。」

やだ…もう帰ってきたの！？やべ…

『お、おかえりなさい…』

貴利矢「って、その格好…朝を起きてぱっと着替えて何してたわけ？」

そりゃ、怒るでしょうね。なんせ、長袖Tシャツしか着てないからね。

『だって、足とかは、ブランケットとか、色々使えば、寒くなぁ！？！？いった…何するんですか！？』

デコピン…痛かった。

貴利矢「そんな格好で、郵便とか来たら受け取れないでしょ！？そんな格好で出たら、襲 われちゃうじゃん…」

『うぅ〜…ごめんなさい。』

貴利矢「そういうの見せるのは、自分だけにしといてね。」

頭をポンポンして、通り過ぎて行った。…え？

貴利矢「あー、お腹減った。ご飯ある？」

『…』

何が起きたの！？ホントに、何！？

貴利矢「ねぇ。」

目の前に来る顔。やっぱり、整ってる…

『ぶぉ！？び、ビックリした…』

貴利矢「大丈夫？」

『大丈夫です…////あ、で、何でしたっけ？』

貴利矢「夕飯ってある？」

『あ、作ってありますよ。』

貴利矢「ホントに！？Aちゃんの手料理だーい好き。」

あぁ、もう…その笑顔ホントに反則。





貴利矢「ん〜おいしい。あ、お風呂とか入った？」

『入りました。』

貴利矢「そっかあ。なんか、残念。」

『な、何か問題が？』

貴利矢「一緒に入ろうかなーって。」

『！？！？な、にゃ…』

い、一緒に！？ま、え、は？！い、それは…ダメっていうか…

貴利矢「冗談冗談。…って、あれ？もしかして、のせられちゃった？？」

『っ〜…////』

じょ、冗談…そ、そりゃそうだよね！！なんか、恥ずかし…

貴利矢「あ、あれ？」

『そ、そういう事、言わないでください…////も、もう寝ますから！！』


貴利矢「ぁ…はぁ…しんどい。かわいい…」




ベットに入ってからもドキドキで眠れなかった。

『ホント、どうしてくれるの…』

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