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#11 黎斗side ページ12

彼女との出会いは、そうだな…3年前だった。

彼女は中学二年生だった。

ある時、ゲームの大会をふと見に行った。まぁ、我が社のゲームの大会だったからだ。



ポケットからスマホを取り出した時に、何か落とした気がした。でも、何もなかった。

『あ、あの、落としましたよ?』

黎斗「ぇ?あぁ…ありがとう。」

一瞬、時が止まったのかと思った。そういうレベルで一目惚れだった。

黎斗「君がいなかったら、私は家に帰れなかったよ。本当に助かったよ。」

『いえ、それじゃあ。』

落としたのは、家の鍵で、ホントに助かったと思っ…

名前…聞き忘れた。




しばらくすると、大会が始まり、見ていた。言わば、観客。

すると、さっきの子が出ていた。名前は…

A

そう表示してあった。

対戦相手は…M…相手が悪かった。そう思っていた。でも、彼女はMに勝利し、優勝した。

黎斗「すごい…」

彼女は賞金を受け取ったかと思うと、

『あの、これ、返します。』

そう言い、司会者に返していた。

黎斗「なっ…」

M「A?」

『私が欲しいのは、ゲームの称号とか限定アイテムとかなんで、お金とか要らないです。』

すると、身体が勝手に動いていた。

黎斗「Aさん、受け取ってもらえませんか?」

『あ、さっきの…』

司会「しゃ、社長!!」

『あ、幻夢の社長さん!?え、でも、あ、なら、寄付してください。施設とかに。それなら、いいですよね?』

黎斗「な、なら、私からの感謝の気持ちだ!!」

『感謝されるようなことしてないんで、それじゃあ。』

彼女とは、これが最初で最後の会話だった。
それから、彼女と会うことはなかった。





でも、こうして、彼女とまた会えた。こんな綺麗な姿になった彼女と!!

あぁ、これを運命と言わないのなら、何と言うのか。

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あおい - 凛華さん» お疲れ様です。 (2017年12月30日 21時) (レス) id: b863892dc2 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)m更新お疲れ様m(__)mますます続きが気になります(///∇///)無理しないでゆっくりやってくださいv(^o^)あたしも更新しましたよ(。´Д⊂)やっと…(。´Д⊂) (2017年11月11日 18時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - 凛華さん» こんばんはm(__)m更新お疲れ様m(__)mうわぁ(///∇///)わたしの作品読んでいただいてありがとうございます(///∇///)嬉しいです(〃ω〃)お互いに無理しないで頑張りましょう(///∇///) (2017年11月10日 23時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - リナっちさん» こんばんわ。いつも楽しく読んでます。無理しないでお互い頑張りましょうね(*^^*) (2017年11月10日 23時) (レス) id: f95a75cff2 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - こんばんはm(__)m遅くにすいません(。´Д⊂)まってましたぁ(///∇///)新しい作品(〃ω〃)楽しみにしてますv(^o^)あたしもがんばりますm(__)m更新…明日からになる…予定です(×_×)すみませんm(__)m (2017年11月10日 23時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛華 | 作成日時:2017年11月10日 20時

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