139 降谷side ページ39
映像に映っていた黒いバンを見つけて停車する
風見「....ここって....まさかAさん分かってて...?」
降谷「そんな訳無いだろ。あいつの事だ、きっと普通のホテルだとしか思っていない」
風見「そ、そんな、大変ですよ!」
降谷「だったら早く行け!!」
風見を先にフロントへ行かせ、黒いバンの車内を確認する
....がやはり窓は全てカーテンで閉ざされていて、中を見る事は出来ない
仕方なく風見の後を追う
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店員「一体なんなんで....え!?」
風見「ご協力お願いします」
店員「け、警察!? 何かあったん....」
風見「ここのカメラの映像を!早く!」
警察手帳は民間人に本当に役に立つ
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風見「降谷さん!8階の806号室です!映像は9分前のものです!」
....約10分
降谷「報告はいいから早く動け!」
.....間に合ってくれ
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風見「....ここですね」
ピンポーン
風見「ルームサービスです!」
風見にしてはまぁいい嘘だと思った
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ガチャ
男1「ルームサービスなんて頼んで....ッ!?」
風見「警察だ!動くな!」
男2「なっ!警察!?」
玄関の2人は風見に任せて、横を通り抜けて中に入る
奥のベッドの前に立ちはだかる男
男3「な、なんですか....!?別に俺達何もしてませんよ!」
その先の布団の中に不自然な膨らみが目に入る
降谷「邪魔だ、どけ」
男3「で、ですから何も....!」
降谷「聞こえなかったか、どけと言ったんだ。手荒な事は出来るだけしたくない」
男3「.....いや....あの......」
降谷「チッ....もういい」
男3「え、あ、待っ....ぅぐッ!!」
降谷「風見、こっちも処理しろ」
風見「は、はい!」
床に転がる身体を無視してベッドに近づく
布団に手を掛け、雑に引き剥がす
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『んん!?』
降谷「A!? まさか...!」
乱れた衣服に一気に血が上り、手と口のタオルを乱暴に解く
まさか間に合わなかったと言うのか
『.....え、なんで!?』
降谷「A!どこまでされた!」
『無視!?』
降谷「早く答えろ!!」
『まだ何も....ってちょっと!何してんの!?』
風見「ふ、降谷さん!?」
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Rin.(プロフ) - pnnedc0xさん» 応援ありがとうございます! これからは更新が遅くなると思いますが、ぜひよろしくお願いします! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ひゆめさん» ありがとうございます!出来る限り頑張らせていただきます! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - はじめまして!追憶のディケード、松田が残していった厄介者、どちらも愛読させていただいてます!いっぱいアップしていただいてるので、私には心の癒やしが出来ております!!!海外でも頑張ってください、応援してます! (2018年6月23日 19時) (レス) id: 65c0dbf0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 凄く面白いくて、一気読みしました!!更新頑張ってください (2018年6月23日 13時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - 霧菜☆紗理屋さん» そうなんですね!? 海外在住者同士、日本の安全は降谷さんに託しましょう(笑) これからもぜひこの作品をよろしくお願いします! (2018年6月23日 6時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年6月11日 16時