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榊原「あの店員さん、すごいかっこいいですね!」
『そ、そうですか...?』
その店員との関係は絶対にバレたくない
どこから噂が広まるかは分からない
安室「お待たせいたしました」
とにかくさっさと話を聞いて終わらせよう
何かの拍子にバレてしまう前に
『あ、あの!何か私に用があるんですか?』
榊原「いや...その....」
....やけに溜めるから何かスゴイ事を言われるのかと身構えた
まさか告白!?
それこそここではやめてほしい....
榊原「....文化祭!」
『え?』
榊原「文化祭一緒に回りませんか!」
あんなに溜めたわりには、告白でも何でもなく、ただのお誘いだったことに少し拍子抜けした
『それくらいなら全然いいで...』
安室「ダメです」
『は!?』
いきなり話に突っ込んできて目を見開く
榊原「....え?どうしてあなたが?」
『あぁぁぁ!!気にしないでください!きっと空耳ですよ!文化祭一緒に回りましょう!』
降谷「A」
名前を呼ばれて、返事をする代わりに”邪魔しないで!”の意を込めて睨む
安室「とにかく、君、どこの誰かは知りませんが、それは諦めて下さい」
『っちょっと!!』
榊原「いや、どうしてあなたにそんな事言われなきゃいけないんですか?俺は松田さんに聞いてるんですけど....」
降谷「だから、」
・
空気が変わり、私1人だけだろうけど、緊張が走る
・
降谷「ダメだと言ってるだろ」
思いっきり“安室透”キャラ消えてるよ
完全にアウトだよ
パパは何がそんなに気にくわないのか知らないけど、お願いだから変なことは言わないで
・
ちらっと辺りを見回すと、奥の席に見慣れた2つの背中を見つける
....蘭ちゃんと園子ちゃんにも筒抜けなのかこのシチュエーション
・
榊原「....あなたなんなんですか?すみません松田さん、やっぱり他の店に行きま....」
『え』
伸びてきた腕が途中で止まり同時に思考も止まる
降谷「....誰が触っていいと言った、許可をした覚えはない」
榊原「は!? 一体なんなんですか!? 離して下さい! 警察呼びますよ!」
それを警察に向かって言ってる時点でだいぶ可笑しな話だが、今はそれどころじゃない
『もうやめてよ!!』
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Rin.(プロフ) - pnnedc0xさん» 応援ありがとうございます! これからは更新が遅くなると思いますが、ぜひよろしくお願いします! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ひゆめさん» ありがとうございます!出来る限り頑張らせていただきます! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - はじめまして!追憶のディケード、松田が残していった厄介者、どちらも愛読させていただいてます!いっぱいアップしていただいてるので、私には心の癒やしが出来ております!!!海外でも頑張ってください、応援してます! (2018年6月23日 19時) (レス) id: 65c0dbf0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 凄く面白いくて、一気読みしました!!更新頑張ってください (2018年6月23日 13時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - 霧菜☆紗理屋さん» そうなんですね!? 海外在住者同士、日本の安全は降谷さんに託しましょう(笑) これからもぜひこの作品をよろしくお願いします! (2018年6月23日 6時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年6月11日 16時