松田が残していった厄介者 3【降谷零/安室透】

104 コナンside ページ4

灰原「でも、さすがにその子まで居なくはならないでしょ？」


コナン「蘭たちの友達だし、あの男も転校させる事はしないだろうしな....なんとかしてバーボンに悟られないように、Aさんを助け出す方法があればな....」


灰原「....あの二人もう3年も一緒にいるんでしょ？首を突っ込まなくても大丈夫なんじゃない？」


コナン「いや、もしAさんが、自分がパパと慕っている男が実は組織の人間だって知ったらどうなる」


灰原「.....間違いなく消されるでしょうね」


コナン「あぁ、それを黙って見過ごすわけにはいかないだろ。」


灰原「でもなんで3年間ずっとあの子は無事なのよ」


コナン「バーボンにも良心はあるってことじゃねーか？上手いことやって、組織から遠ざけてるんだろうよ。ジンたちにバレれば即始末されるはずだから、ベルモットが一枚噛んでる可能性が高いな」


灰原「ベルモットねぇ....」


コナン「まぁAさんはともかく、バーボンは絶対ぇ戻ってこねぇよ。もしのこのこ戻ってきたら、こっちから探りを入れてやろうと思ってたけどな。」


灰原「とにかく！今度私に黙ってこんな事したら許さないわよ！騙されたって感じで、全然っ嬉しくないんだから！」


コナン「....それお前流の言葉で、ありがとうって意味か？」


灰原「バカじゃないの！？」





まったく....素直じゃねぇなー





阿笠「これこれ、哀君はツンデレさんじゃから...」


コナン「どの辺がデレなんだよ......そういう事だから博士、灰原と一緒にAさんの事調べてみてくれ。俺はどうしたらバーボンから引き離せるか考えてみるからよ」


阿笠「わ、わかった」








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どうするか...


あの二人は見た限り家族も同然だからな....


なんとかAさんに、安室透が危険な男である事を認識させられれば....

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