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横溝「ま、待ってください!花瓶の片側だけに大量に氷を入れておけば、そのうち氷が溶けて、バランスを崩し、勝手に花瓶が落ちるんじゃ....」
....おお!
それだ!!
毛利「で、でも、大量の氷を何かに入れて運べば、誰かが気付くんじゃねぇか?」
安室「いいえ、手ぶらでも運べますよ」
『え!?大量の氷を手ぶらで!?」
安室「冷やし中華を作っていた時3人ともテニスウェアのままでしたから。男性のテニスウェアのズボンは、ボールが入れられるようにポケットが大きめに作ってありますし、女性用のテニスウェアも、ボールポケット付きの物は普通に売ってますからね.....って、A!」
『....ほんとだ』
降谷「勝手に手を突っ込むな!」
『本当かどうか気になったんだもん!いいじゃん!』
降谷「お前な!」
蘭「まぁまぁ!」
パパのウェアのズボンのポケットは、確かに普通のズボンのポケットより大きくなっていた
....へぇ...ちゃんと考えて作られてるんだな....
毛利「で、でもな....仮に自動的に花瓶を落とせたとしても遺体を扉のそばまでは運べねぇだろ?」
コナン「そういえば氷ってさ!ツルツル滑るよね!」
園子「そっか!お尻の下にあったラケットのガット、歪んでたんでしょ?きっとラケットの下に氷を置いて、遺体を滑らせたのよ!」
『おぉー!』
蘭「さすが園子!」
横溝「しかし、そうだとすると、溶けて水が残っていたり、ズボンが濡れてるはずですが....」
コナン「溶けても何も残らない氷があればよかったのにね」
蘭「あ、それってドライアイスのこと?ドライアイスの成分は二酸化炭素だから消えて無くなるし!」
『え、そうなの?』
降谷「....お前そんな事も知らないのか....」
『なっ!いちいちバカにしないでくれる!?』
降谷「バカにされるような言動をするせいだ」
んもぉぉぉお!
いつか絶対、絶対!負かしてやる!!
毛利「だがな、ドライアイスは簡単には運べねぇぞ!氷と違って直接触れ....」
安室「石栗さんに運ばせたんですよ。昼食代わりに彼が部屋へ持って行ったアイスケーキの箱の中にドライアイスが入っていたでしょうから。」
.....パパ犯人分かってるでしょ
さっさと言っちゃえばいいのに
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Rin.(プロフ) - pnnedc0xさん» 応援ありがとうございます! これからは更新が遅くなると思いますが、ぜひよろしくお願いします! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ひゆめさん» ありがとうございます!出来る限り頑張らせていただきます! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - はじめまして!追憶のディケード、松田が残していった厄介者、どちらも愛読させていただいてます!いっぱいアップしていただいてるので、私には心の癒やしが出来ております!!!海外でも頑張ってください、応援してます! (2018年6月23日 19時) (レス) id: 65c0dbf0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 凄く面白いくて、一気読みしました!!更新頑張ってください (2018年6月23日 13時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - 霧菜☆紗理屋さん» そうなんですね!? 海外在住者同士、日本の安全は降谷さんに託しましょう(笑) これからもぜひこの作品をよろしくお願いします! (2018年6月23日 6時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年6月11日 16時