24 降谷side ページ24
自室に戻り私服に着替える
さっきの電話
.....この仕事はいつになったら終わるんだろうか
松田に託されている以上、何が何でもAには絶対影響を及ぼしてはいけない
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再びリビングに入ると呑気にテレビを見ていた
降谷「A、これから出かけるから、誰が来ても絶対開けるなよ」
『もうそれ何回も聞いた。私服でこんな時間から出かけるの時々あるけど......パパ、やっぱり女いるの?』
まぁ、女といえば女だが...
降谷「何度も言ってるだろ、仕事だ」
『ふーん...?』
降谷「何時に戻れるか分からないから、夜更かしせずに早く寝ろ」
『はーい』
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車に乗り込んで一度深く呼吸をする
降谷「......行くか」
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ある細い路地に車を止めるのと同時に開く助手席
ベルモット「あら、遅かったじゃない?バーボン」
バーボン「お待たせしてすみませんでしたね」
ベルモット「また例の妹ちゃんだか娘ちゃんに手焼いてたの?」
バーボン「だから妹でも娘でもないと言ってるじゃないですか。彼女は知人から預かっている子です。」
ベルモット「はいはい、そろそろ会わせてくれてもいいんじゃない? あなたほどの男が手を焼く仔猫ちゃんなんてすごく興味あるもの。」
バーボン「それも、絶対に駄目だと言いましたよね?」
ベルモット「だから、なんで駄目なのよ。」
バーボン「彼女はただの高校生ですよ。あなたみたいな人に合わせたら変な事を吹き込まれそうで嫌です。」
ベルモット「本当に面倒なパパだこと。だから上手くいかないのよ。」
バーボン「何度言ったら分かるんですか?僕は彼女の父親じゃありません。」
ベルモット「そういうところが面倒なのよ。」
バーボン「.....それで?用件はなんです?」
ベルモット「特に無いわ」
バーボン「.....はい?」
ベルモット「あの子にも自由な時間が必要よ。いつもあなたが居る空間にいたら息苦しいわ。本当、可哀想な仔猫ちゃんだわ。一番楽しい年頃なのに。」
バーボン「あなたにとってその年頃は何年前ですか?」
ベルモット「.....脳みそぶちまけるわよ」
バーボン「そしたら誰が彼女の面倒を見るんです?」
ベルモット「問題無いわ、私が引き受けるから」
バーボン「断固拒否させていただきます」
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Rin.(プロフ) - ねこさん» ねこ様、大変申し訳ありません。こちら現在「愛の秘密を、正義の銃を」というタイトルで書き直し連載しておりますので、ぜひそちらをご覧下さい! (2021年7月28日 19時) (レス) id: 49eaddb046 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - パスワードを教えてください (2021年7月28日 18時) (レス) id: e07d69bf4d (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ちぃさん» ちぃ様、いえいえ!現在「愛に秘密を、正義に銃を」と言うタイトルで連載しています。是非ご覧ください! (2021年7月4日 23時) (レス) id: 49eaddb046 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 説明文読まずに、コメントしてしまい申し訳ありませんでしたm(._.)m (2021年7月4日 23時) (レス) id: d79a7c554a (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 前まで読めていたのにパスワードが、、( ノД`)…教えて下さいm(._.)m (2021年7月4日 23時) (レス) id: d79a7c554a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年5月26日 15時