3 降谷side ページ3
風見「今日もそんなにカリカリして...また喧嘩でもなさったんですか?」
降谷「....うるさい。風見はいいよな、すっかり懐かれて」
そんな風見もAにデレデレだし、そういう意味も含めて皮肉を言う
風見「降谷さん、もう少し優しく接して見たらいかがですか?」
降谷「逆にどこが優しくないと言うんだ。....もういい、今は仕事だ。車を出すぞ」
風見「......」
降谷「おい、聞いてるのか?」
風見「は、はい!」
改めて顔を見るとクマが出来ていることに気づく
降谷「まさか寝てないのか?」
風見「昨晩、AさんとSNSメッセージのやり取りを.....」
降谷「....は?」
風見「いえ、あの...」
降谷「見せろ。何を話していた」
風見「え、いや、そんな大した話は....」
一生懸命に後ずさりする風見に、少し疑惑を抱くものの、
降谷「....まぁいい。車だ」
キーでロックを解除すると運転席に向かって走る風見
それを見て首元の襟を後ろから掴む
降谷「待て、お前は助手席だ。」
風見「しかし上司に運転させるなど!」
降谷「事故でも起こしたらどうする気だ。道中だけでもいいから寝とけ」
風見「は、はい...」
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仕事を着々とこなすが、警察庁に戻ると山積みになっている報告書の処理に、定時には上がれない事を察する
Aには、家に着いたら必ず連絡しろと言ってあるし、Aと仲良くしている大家にも、万が一いつもの時間に帰って来なかったら教えて欲しいとお願いしてある
降谷「風見、時間はまだある。少し休憩しろ」
風見「ありがとうございます」
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が、しかし、ふと時計を見ると18時を回っていた
降谷「.....遅い」
Aからも大家からも連絡がないのはどうしてだ
おまけに二人とも電話に出ない
降谷「おい、風見。Aから何か聞いていないか」
Aは、何か言うとしたらまず真っ先に風見に言うだろうし。
風見「さ、さぁ........うっ!」
明らかに何かを隠すような返事に、風見のネクタイを掴む
降谷「なんだその曖昧な返答は。知ってることは全て吐け!」
風見「そ、その....」
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Rin.(プロフ) - ねこさん» ねこ様、大変申し訳ありません。こちら現在「愛の秘密を、正義の銃を」というタイトルで書き直し連載しておりますので、ぜひそちらをご覧下さい! (2021年7月28日 19時) (レス) id: 49eaddb046 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - パスワードを教えてください (2021年7月28日 18時) (レス) id: e07d69bf4d (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ちぃさん» ちぃ様、いえいえ!現在「愛に秘密を、正義に銃を」と言うタイトルで連載しています。是非ご覧ください! (2021年7月4日 23時) (レス) id: 49eaddb046 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 説明文読まずに、コメントしてしまい申し訳ありませんでしたm(._.)m (2021年7月4日 23時) (レス) id: d79a7c554a (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 前まで読めていたのにパスワードが、、( ノД`)…教えて下さいm(._.)m (2021年7月4日 23時) (レス) id: d79a7c554a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年5月26日 15時