追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

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安室「終わりましたよ」





ゆっくり目を開けてみる



あっ明るい




『ほんとだ...』




安室さんの背中から降りる





安室「ストーリーは面白かったですね」



後半ほとんど目を瞑っていた私にストーリーなんて分からない



『....そうなんですか』





安室「そろそろご飯食べましょうか。約束通り奢りますよ。」









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イタリアン料理店に来た私たちはそれぞれにパスタを注文した




料理が来るまでの間色々聞いてみる事にした




『そういえば安室さんって髪染めてるんですか？』



安室「あぁ、この茶髪ですか？地毛ですよ。」



『え、じゃあまさか....』



安室「えぇ、ハーフです。でも生まれも育ちも日本です」



まぁ確かに目も青みがかってるし...



『あと、何歳なんですか？』



安室「29ですよ」





本当にアラサーだ...


開いた口が塞がらない私を見て笑いだす安室さん





安室「いくつだと思ってたんですか？」


『あんまり考えたことはなかったんですけど、改めて30近いと言われるとびっくりです... 私の2つ上だったんですね... じゃあ高校とか大学ってどこだったんですか？』




ウェイター「お待たせいたしました」




目の前に並べられた2種類のパスタ







『いただきます』






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う〜ん....



安室「どうしました？口に合いませんでしたか？」



『あ、いえ、前に食べた安室さんのジェノベーゼの方が美味しいなと思いまして...』



安室「そう言っていただけると光栄です。またいつでも作りますよ。」

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