追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

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東都水族館に着くと、やはり先日の事件で観覧車は片側のみ運行、水族館は営業休止になっていた。






東都水族館に来たのに、水族館はやってないっていうのもなんだか笑える






チケットを入場ゲートで係員に渡して中に入る







安室「行きたいところありますか？」



『特には無いですけど、もう少し時間が経ったら観覧車には乗りたいです。』



安室「観覧車大丈夫ですか？あんな事があったからてっきり怖いかと思ったんですが...」


それもなくは無いけど....


『でも、何かあったら守ってくれるんじゃないんですか？』


そう言うと一瞬目を見開いた安室さん


安室「....もちろんです」



初めて言い負かせた気がする







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『本当に入るんですか....』


安室「大丈夫ですよ、全て偽物ですから」


『それはそうですけど！』




今私たちはお化け屋敷の前に来ている




『.....やっぱり無理です！』



安室「入った事ないんですよね？ 何事も経験ですよ」



頭を横に振ってみる



安室「じゃあ、入ったらご飯は僕が奢ります」



『それずるいですよ！一人暮らしがお金に弱いのを利用して！』




安室「つまり入るんですね？」



『.....はい』




やられた...




でもちょっとだけの辛抱


所要時間は約15分らしいし、それだけ我慢すれば...

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