追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

88 安室side ページ38

そんな事を思っていたのか....





ベルモットが言ってたのはこの事だったのか？





安室「Aさん」




『な、なんですか...？』




安室「目は....閉じなくてもいいですね」



『え？まぁ目隠しありますからね....これまだ取っちゃダ....んん！』







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顔を赤らめる姿は本当に可愛くて




安室「今はこれで我慢してください」




『......ど、どどどういうつもりですか！いきなりき、キスなんて....』



安室「嫌でしたか？」



余裕を取り繕うのがそろそろ辛いけど、目隠しがいい役割を果たしてくれてる



『そういうわけじゃ....』




安室「これが僕の気持ちです。残念ながら今は時間がありません、僕はここを離れますが必ず迎えに来ます。もう少し待っていられますか？」




『は..はい...』








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シェリー奪還計画を遂行する





安室「あなたにはその最後尾車両で待ってていただきます。後ほど僕の仲間が....」




シェリー「大丈夫じゃないみたいよ？ここ」




予想通り大量の爆薬



やはりベルモットは是が非でもシェリーを消したいようだな



コナン君に替え玉を用意してもらっておいて良かった





安室「仕方ありませんね。組織を裏切った代償といったところでしょうか。消えてもらいましょう。」









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ドォォォオオオン！！！



黒煙に紛れて飛んでいく人影を確認して、作戦が成功した事を確認する









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安室「Aさん、今目隠し外しますね」





急な明るさに慣れないのか目を開けられない様子




安室「この後は蘭さん達と列車を降りてください。その駅の改札で待っていてくれますか？」





まだ不貞腐れてるのかただ頷くA









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安室「無事成功して良かったですね。ちゃんと吹っ飛ぶのを確認しました。」




ベルモット「えぇ、そうね。それよりあの子ファーストキスだったみたいよ、良かったわね」




安室「....やっぱり盗聴してたんですか」





ベルモット「あなたの事だからもうやる事やったのかと思ってたわ。なのにキスもまだだったなんて、攻め上手なバーボンがねぇ....」




安室「おしゃべりが過ぎますよ」




ベルモット「はいはい」

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