追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

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蘭「Aさんおはようございます！」





『おはようございます！今日はよろしくお願いします』









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昨日よく眠れなかったせいか、駅まで向かう車内では気持ちよく寝てしまった






ミステリートレイン出発駅に着くと、園子さんと世良さん、それから子供達が待っていた





園子「蘭にAさん、待ってたわよ！ようこそ鈴木財閥のベルツリー急行へ！」




蘭「相変わらずすごいね！」




まことに同感




園子「どーってことないわよ！もちろんちゃーんと一等車を用意してあるわ！」





『一等車！？』





園子「そ、そんなに驚かなくても....」




『あ、いや、見るからに高級列車なのにその中でも一等なんて、本当に贅沢だなと...』





園子「さては園子様に恐れをなしたか！」




『恐れ入ります園子様！』





蘭「Aさんまでノらなくても...」




世良「そんなことより、ミステリートレインってだけあって、乗車中には推理クイズが出されるんだろ？僕はそれがすごい楽しみなんだ！」





そんなイベントもあるんだ....





園子「その通りよ！世良さんの本領発揮ね！」






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ひ、広い....



これが一等車か....




電車とは思えない








園子「そういえばAさん、安室さんの告白はどうされたんですか！？」





『えっ』




今少しムカついている人の名を挙げられて思考が止まる





昨日の電話も予定を聞いておきながら、何か誘ってくれたわけでもないし、挙げ句の果てにまた数日連絡が取れないと言われたのだ。




せっかく告白にOKを出したのに未だにまともな事をしていない




『まぁ、付き合うことにはなったんですけど....ってこれ一応子供達含めて他の人には内緒ですよ？』

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