追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

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沖矢「いたんですかって失礼な....最初からあの打ち上げの場にいましたよ。」




全然気付かなかった....





沖矢「全然気付かなかったって顔してますね。」






『え、なんで分かったんですか！？』





沖矢「Aさんは割と表情に出ますからね、分かりやすいですよ。そういうところもとても愛らしいです。」



またこの人はそうやって...





『からかわないでくださいよ』





沖矢「逆に僕はそう見えますか？ からかってるつもりはないんですけど。」




じゃあなんだっていうんだ...








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ん？あの車、安室さんのと似てるような....





そんな車の助手席に乗り込んで行った、金髪の綺麗な女性。




遠くてよく見えなかったけど、まるで女優さんのような...






沖矢「あの人は.....」





『え、沖矢さん知ってるんですか？あの金髪の女の人。』





沖矢「.....Aさんは知らない方がいいですよ。」





『どういう意味ですか？』





沖矢「世の中には知らない方がいいこともある。違いますか？」





『まぁ、それもそうですね....』






沖矢「そろそろ戻りましょう。お開きになる前に。」







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そのあとは特に何も起こらずに打ち上げは終了。





私はひたすら食べてただけだけど。





浮いた食費代で新しい洋服でも買おうかな。

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