追憶のディケード 2【安室透/降谷零】

69 安室side ページ19

東都水族館観覧車上部






俺の推測通りなら先回りできたはず






安室「来たか！」







赤井「どうやらうまく逃げ切ったようだな」






安室「照明を撃ち落とし奴らの視界を奪ったあなたは、僕がまだ倉庫内で身動き取れずにいる事に気付き、外に逃げたかのように偽装するため、ドアを勢いよく開け、奴らを欺いた。お陰で僕は物陰に隠れてその後の奴らの動きを知ることができた。教えてくれませんか？あんな危険を冒さなくても、奴らの情報は得られたはずですよね？」




赤井「わざわざこんなところまでおしゃべりに来たのかな？」



安室「ええ、FBIに手を引けと言いに来たんですよ。キュラソーは我々公安が貰い受けるとね。」



赤井「嫌だ、と言ったら？」




安室「どこかで聞いたことあるようなセリフですね！」








互いに戦闘態勢に入る







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やはりなかなか手強いな、赤井秀一！





赤井「前にも言ったはずだぞ安室君。狩るべき相手を見誤るなと。」




安室「ああ、狩り尽くしてやるさ。貴様を制圧した後でな！」









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赤井「こんな事をしている間にキュラソーの記憶が戻り、奴らが仕掛けて来たらどうする！」




安室「はっきり言ったらどうなんだ！情報を盗まれた日本の警察なんて信用できないと！」









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掴みあっている最中にお互いがバランスを崩し観覧車内部に落ちる






赤井「もうよせ！」





安室「まだまだ....第2ラウンドと行きましょうよ！」









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コナン「赤井さーん！そこにいるんでしょ！お願いだ、力を貸してほしいんだ！奴ら、キュラソーの奪還に失敗したら爆弾でこの観覧車ごと吹き飛ばす気だよ！！」









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安室「本当かコナン君！」




コナン「安室さん！？ どうやってここに...」




安室「その説明は後だ！爆弾はどこに？」



コナン「ホイールと車軸に無数に張り巡らされてる！遠隔操作でいつ爆発するか分からないんだ！早く解除しないと！」




安室「分かった、FBIとすぐ行く！」

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