【tnsr】無色の悪魔【男主】 (ページ40)

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第38話ページ40

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アレ？目がおかしくなったかな？

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A視点

白氷宮に着いた。

結構寒いな。

白氷宮は「氷土の大陸」っていう極寒の地にあるから寒いのは当たり前だろう。

それに、ここには魔王級以上の者しか足を踏み入れることすら出来ない。(ギィ曰く)

俺は白氷宮のベランダに降り立った。

丁度そこベランダでお茶を飲んでいたギィは俺の登場に驚いたようで、

ギィ「・・・お前っ。アポ無しで来んのはどうかと思うぜ。」

ギィがそういうと、後ろにいたミザリーとレインもウンウンと頷く。

A「別に良いだろ〜？だってアポ取れって言われてないしな。」

言われてないのだから、突撃してきても文句は言えないんじゃないか？

ギィ「お前はそう言う奴だったよな。で？要件は何だ？」

は？要件？

A「んなもん有ったらアポ取ってるわ。」

そういうと、ギィは「はぁぁぁ。」と、何故か大きなため息を吐いた。

その時。

A「この気配ってもしかして・・！？」

俺が感じ取った気配。

それは、原初の黒。通称ノワール。

そいつが召喚されて、受肉した。

ギィ「クロもこっちに来たか。よっぽど面白い奴がいたって事だな。」

ギィもそう言っている。

それに、後ろにいるミザリーとレインもヒソヒソと少し話している。

って、ノワールの所為でギィに言おうとした要件(仮)を忘れた。

A「アッ！思い出したわ。俺、魔王達の宴(ワルプルギス)に参加してみたいなーって。

まぁ、どうせ無理でも行くけどなー。

あと、これは俺が掴んだ情報なんだが、魔国連邦をファルムス王国が襲撃して。

そして、裏で糸を引いているのはクレイマン。らしい。」

信じるか信じないかは、ギィ次第。

ん？何か上の文に問題がある気がしたが、気のせいか？

ギィ「クレイマン・・・・か。確かアイツは真なる魔王じゃ無かったな。」

A「あと、魔国連邦には竜種レベルの凄まじいオーラを持つ人が一人いるぞー。」
　

俺はそう言って魔国連邦に帰還した。

ギィ「A、本当はノワールよりお前の方が自分勝手なんじゃないか？」

ギィがそう呟いていた事も知らずに。

ーそして、ハルキが傀儡国ジスターヴに到着した事も、俺は知らなかったー

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ギィさんの性格が掴めないッ。

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