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17 刀剣女士、偶然?? ページ20

私の問いに、主さんはこう答えた


主「ここ最近、約200年前のここで時空の歪み……まではいかないんだけど、揺らぎが頻繁に観測されてて、まだ遡行軍が現れてないかどうか見てきてほしい。で、誰がいいかなって思ったら、直感でさくらに行かせなきゃって思って」


落ち着いて主さん。早口でまくしたてないで


主「ってことだから。」


ってことだから、じゃなくて。


主「まあ、なるべく急いで欲しいんだけど、30分後に出発できる?」


貴方「いけます。いけますけど、その前に大事な話いいですか?」


主「どうしたの?」


そして私は、桜雪月について思い出せたことを主に説明した。と言っても、そんなに詳しくは言えないけど


主「じゃあ、さくらは、約200年前は左倉家っていうところにいたのね?で、そのときの主は左倉雪ちゃんって女の子なのね?」


貴方「そうです。でも、それより前やそれ以降はまだ思い出せません」


主「分かった。私も政府に聞いてみるね」


主「じゃあ、次、遠征の話いくよ。約200年前に個人の家にあったってことは、社会の仕組み多少はわかる?」


貴方「ええ、わかります」


主「私の霊力少し分けるから、これで服装とかを変えてね。んで、出陣の時も使ったと思うけど、水晶玉忘れないでね。帰ってこれなくなっちゃうから」


待って、情報量多いって。一気に詰め込みすぎだって


えっと……霊力で怪しまれないよう化けて、水晶持って……うん。OK


主「じゃ、支度よろしく!」


貴方「御意!」

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作者名:リムアクア | 作成日時:2019年8月1日 22時

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