監督生がマジで監督生になっちゃった話したっけ？ (ページ13)

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12 プリンシパルの温情でそこをなんとか……！ページ13

グリム「ぜえ、はあ……これでどうだ！」

意外と疲れる……ゲームではリズムゲーだったから楽勝だったけど、現実じゃやっぱね

学園長「なんと、モンスターを従えることができる人がいるなんて……」

学園長「やはり、貴方には猛獣使い的な素質がありそうですね」

学園長「しかし……」

そりゃそうだよね。たしかに私には帰る場所もないけど、魔力がないからこの学校にいさせるわけにはいかない……出て行く気はさらさらないんだけどね

貴方「グリムと一緒はダメですか！？グリムはこの学校に入りたがってるんです！私は魔力ないけど、グリムは魔法使えます！」

学園長「モンスターが？」

グリム「お前……」

貴方「お願いします！！」

勢いよく頭を下げてお願いする

学園長「ふう……仕方ありませんね。いいでしょう」

いよっしゃぁぁぁぁぁ！！！あ、素が

学園長「しかし、闇の鏡に選ばれなかった……しかもモンスターの入学を許可するわけにはいきません」

グリム「なんだあ、ぬか喜びなんだゾ」

そうだったぁぁぁぁぁぁ

学園長「とりあえず当面の宿についてはここを提供します。ですが、衣食住については自分で払っていただかなければなりません」

グリムの分もね

学園長「手ぶらの貴方が差し出せるものといったら……ふふ、そうだ、こうしましょう」

知ってる。労働力なんだよね

学園長「ひとまず、2人一組で『雑用係』はどうです？」

グリムは生徒ではなく雑用係であることの不満を口にしたけど、「なら追い出します」と言われたら納得してくれた。多分

学園長「では2人とも、明日からナイトレイブンカレッジの雑用係として励むように！」

貴方「アイアイサー！！！」

グリム「急に大声出すのはやめるんだゾ……」

ごめんて。テンションあがっちゃって