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続き ページ17
これまで出会ったどんな友ともわかり会えない、わかり会えるはずのない秘密を共にした。自分のことを初めて好きになれたの。分かるはずない。君に、君たちに分かるはずないでしょう。
みんなで登下校の道を並んで歩いて、同じ部活仲間としていろいろなことに挑戦して、でもどこかで毎日君の背中を追いかけていて。そんな毎日も今日で終わりで。明日からはもう僕のとなりに、すぐそこに君はいない。
それは
喜びが溢れて、とまらない夜の眠り方。
悔しさで滲んだ心の傷の治し方。
傷ついた友の、仲間の、君の励まし方。
君と初めて喧嘩したとき、後で他のみんなに聞いたよ。
「あいつは、笑ってた」と。
思いの伝え方が分からない。そんな僕の心を君は無理矢理力ずくこじ開けたの。
答えがある問ばっかをここまでずっと教わってきた。けど明日からは僕だけの正解をいざ探しに行くんだ。
またお前らと逢う日まで___
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作者名：1020love（運動部の神龍） | 作成日時：2024年1月19日 22時
