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卒業〜旧mmntr(7人)様〜 ページ16

これから先に会うはずのどんな友たちよりも分かち合うことができない"秘密"を共にした。
それなのに、そんな関係なのに、「ごめんね。」のたった一言だけが、ずっと遠くにあって。ずっと言えなくて。

明日も、明後日も会うはずなのになんでか僕たちは眠い目をこすり、瞼をなんとか開けて、夜通し馬鹿話ばっかして。
次の日案の定、机をくっつけて授業中に居眠りしてしまって怒られて。なのに何故か楽しくて怒られているはずなのに、笑えてきてしまって。

世界の理屈にあわないことを、どれだけたくさんやれるか。それが青春だとでも僕らの心のなかの何処かで思っていたのかな。

僕たちが知りたがっていた<なにか>についてまだ銀河にもわからなかった。それほど難しく、あるいは簡単なことだった。
それは

一番大切で一番の味方の君との仲直りの仕方。
僕の心を掴んで離さない大好きなあの子の振り向かせ方。
何ひとつ見えないわからない僕たちの未来だから、答えがもうすでにある問なん

ようなどはない____

続き→←満面の笑みを浮かべる彼は。あとがき



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作者名:1020love(運動部の神龍) | 作成日時:2024年1月19日 22時

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