サボを救出！ ページ21
「サボ！！」
頑張って走ったのに、私の声は届かなかった
こうなったら！！
「ヒエヒエの実、発動！」
敵A「なんだ、貴様…！」
「どいて」
敵A「なっ…」
相手を凍らし、私もサボが乗った船に乗る
サボはどこに行った？
ルシファー、サボがどこにいるか分からない？
ﾙｼ『あやつは檻に閉じ込められている』
「はぁ？！嘘でしょ！？」
そんなことある？！
一刻も早く助けないと！
私はサボのいる部屋まで走った
どうか無事でいて！
「サボ！」
ｻ「A？！」
ﾙｼ『主！この船が爆発する！！』
「えっ？！」
次の瞬間、爆破に巻き込まれた
［ドッカーン！！］
海に投げ出されたが私は無傷だった。
しかし、肝心のサボの姿が見当たらない
「サボは？」
ﾙｼ『あやつなら数十メートル先にいる』
なら早く助けないと！
私はサボのいるところまで泳ぎ、どうにかして海の中から救出した
「ルシファー！」
ルシファーの背中に乗り、空へと飛んだ
息してない……
やだよ、失うなんて。
死んじゃダメだよ、サボ。
「約束したのに。迎えに行くって言ってたじゃん！お願いだから生き返って…！」
ｻ「っ……」
「生き返った…？って、首に紋章ができてる。何これ」
ﾙｼ「主よ。それはウミウミの実の能力者によってつけられた紋章だ。その紋章は能力者に近い能力が使えるようになり、治癒能力も上がる。そして敵から狙われなくなる」
「じゃあ、サボは…」
ﾙｼ「あぁ。大丈夫だろう」
「良かった……」
ﾙｼ「これからどうするのだ、主」
「………多分だけど、サボと私は死んだことになると思う。だから家には暫く帰れない。……あとサボは革命軍に身を置いてもらえるようにする。
それがこの物語として正しいルートだと思うから」
私が転生した時点で、物語は正規ルートから離れたから戻さないといけない。
まぁ、また離れると思うけどね
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作者名：さえ | 作成日時：2020年5月11日 13時
