【我々だ！】アルビノ少年の世界【男主】

拾い物12つ目 ページ14

何人目かの入隊希望者が前に出て、

同じように幹部の人達が手をあげて

入るところを決める。決め方はそんな感じだった。

俺の番が来るまでは特にすることもなく、

ただ会場を見上げて待っているだけだ。



「次は…、シロ」



トントン様が名前を呼んだ。

俺の番が来たらしい。歩いて会場に登れば、

先程も会った爽やかな青年が幹部席に座っていた。

…幹部だったのか、恐らくエーミール様か…



「んじゃ、シロを希望する人は手ぇあげてや」



トントン様のその言葉に一斉に手をあげた。

見事に全員だった。めんどくさいことに、

総統閣下も手をあげている、補佐的なの欲してるのか…?

何て考えながらも辺りを見れば驚いたように

会場を見つめる参加者達、当たり前だろう。

全員なんてあり得ないことだしまずまずあげられるのも

少ないと言えるのだからな。

とりあえず何処にしようか…



「アピールでもしようや」



鬱様の言葉で一部を除き一斉に声をあげ始めた。

とても騒がしい。しかも喧嘩し始めたし…



「…まぁ、ええよ。んじゃあロボロからしてきぃや」



トントン様の言葉にロボロ様が俺に近づいてきた。






ちっちゃい…(((

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