ネッ友に恋をした (ページ2)

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君との世界ページ2

第二章
　
　君との世界
　
　彼は受験生の為あまりトークをするのが嫌らしい。
　嫌な理由は簡単。
　勉強をしたいからだ。
　私と彼には五歳離れている。だから、『いる世界も違うのかな？』とも思いました。
　でも、彼との会話は楽しいしやめたくない。
　だからこそもういっそのこと嫌われたいとも思った。
　こんな私もう嫌だな。
　泣きたくなる
　苦しくなる
　私は思いだしました。
　『その片思いの男子で私の恋は最後にしよう』と思ってました。
　だからこそこの恋は諦めたい。
　そう思った。
　彼との話はまるで夢のようだった。
　とても面白くて、優しくて、怖いと言う凄い性格の人だ。
　でもちょっぴりそれが嫌だと思う私もどこかにいただろうか。
　『この愛想もみんなに振りまいているんだろうな』
　とも思っていました。
　それから話をして彼は言った、
　『受験が終わったらまたトークをしよう』と、。
　私は悲しいとは思わなかった。むしろよかったとも思ったかもしれない。
　