SnowManのおなご！！つー！ (ページ33)

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入所してからは全て個人でレッスンが行われた｡

団体でレッスンするのには抵抗があったという｡

｢元々あんまり人と話すのが得意じゃないんで｡大人数でレッスンとかはダメだったんですよ｣

それでも､入所してすぐに仲のいい友人もできた｡

樹｢まぁその時点で俺らってもう双子だって確信したようなもんっすけどね｣

その1人が､後に双子の兄であり同じグループにもなったSixTONESの田中樹であった｡

樹｢俺らってほぼ同期みたいなもんなんすよ｡まぁそれでも1年くらい違いますけど｡それでも年一緒だったし親近感あったんです｣

2008年入所の田中に対して彼女は2009年入所であったため､最初は敬語を使っていたと言う｡

｢どっちかといえば(松村)北斗の方が同期なんですけど｡彼ってなかなか自分から話しかけないタイプなんで｡それでも樹の次には話してましたね｣

入所日が5日しか変わらない松村とは､よく相談もし合っていたという｡

そして､紅弐条はここから怒涛の辛さと苦しさを経験することになる｡

ジャニーズ初の女性が入所したというニュースが出た時､真っ先に狙われたのは実家である｡

もちろん親などにも忠告はしていたそうだが､

案の定すぐにバレてしまった｡

しかし､義母の仕事も落ち着いてきたという話を聞き､

彼女から北海道に戻ることを提案した｡

自分は下宿か何かで過ごすからと､当時中学二年生程の紅弐条は伝えた｡

｢流石に家族には迷惑かけらんないじゃないですか｡私がここの世界に入ることを認めてくれたっていう大きなマウントがあるんで｡笑だからこそ私も早く自立しなきゃと思って中学卒業までは下宿してましたけど､高校からは完全に一人暮らしですね｡｣

記者がいない合間を縫って北海道へ引越し､

次の行先は事務所となった｡

昼夜問わず紅弐条への質問が殺到するため､

一時は彼女がレッスンを休養した時期もあった｡

しかしそれもすぐに去り､徐々に記者は減っていった｡

記者は減ったものの､ファンレターという肩書きで反対意見を書いたりした物がダンボール1箱以上の量で届いた時もあった｡

｢まぁ基本暴言吐かれてましたね笑なんでいんだクソ女とか｡ただの男目当てとかね｡｣

辛くて仕方ない時は踊って忘れていたという彼女｡

しかし､これは紅弐条が耐えた出来事の豆粒程度のことなのだ｡