第201話 ページ24
『良かったね』
Aは、ニコニコしながら言ってきた
ジャミル「まぁな」
『まぁ、これが能ある鷹は爪を隠すってやつよね』
Aは、ボソッと呟いて歩き始めた
ジャミル「おい」
俺は、Aを呼び止めた
『ん？何？』
ジャミル「今の……どういう意味だ」
俺は目を細めながら彼に言った
すると彼は
『くすっ』
『さぁ、どういう意味でしょう？』
怪しげな笑みをしながら、微笑んで行ってしまった
ジャミル「なんなんだ、あいつは」
その日から俺があいつを見る目が変わった日だった
『んー』
Aは、いまだ行くかどうか悩んでいる
カリム「来てくれよ！な？」
カリムは言う
そうだ、来てくれ
お前が来てくれたら、俺も嬉しい
口には出さず、心の中で思う
『そうだね、ひさし(先輩ー
は？』
彼が言う前に誰かが言葉を被せてきた
その主はAと同様、異世界から最近やってきた女
皆は、監督生と呼んでいる
だが、俺には今Aから「は？」と聞こえたが、気のせいだろうか
ユウ「先輩達、お揃いでどうしたんですか？」
監督生は、カリムに聞いてきた
カリム「あぁ、今Aに宴に来ないかと誘ってたんだ！」
ユウ「そうだったんですか！」
監督生は、Aの方を見る
Aは気まずそうに目を逸らしている
なんでだ？
カリム「良かったら、監督生も来いよ！宴は、大勢でした方が楽しいもんな」
「な？ジャミル」
カリムは、俺に話をふってきた
ジャミル「あ、あぁ」
は？
監督生を宴に？
それじゃ、Aはどうなる？
ユウ「本当ですか？嬉しいです！もちろん行きます！」
来るって、よくそんな簡単に言えるな
こいつも人のことを考えないやつか？
俺は思った
Aを見てみると
『……』
真顔で監督生を見ている
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明桜(プロフ) - にんじん??さん» コメントありがとうございます！了解しました！ (2022年11月5日 12時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
にんじん??(プロフ) - オチはレオナさんがいいです！！ (2022年11月5日 7時) (レス) @page50 id: c652c766cb (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 風船花さん» コメントありがとうございます！今、模索中でして……今のところは違います！ (2022年9月3日 22時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
風船花 - もしかして監督生って悪女ですか？ (2022年9月3日 22時) (レス) @page26 id: e703ba0e77 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - ゆおかさん» コメントありがとうございます！了解しました！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2020年12月9日 22時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2020年11月15日 19時
