ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活荒れすぎてる。3【ハイキュー】

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｢いやー、楽しかった！｣



｢ね〜｣



あっという間に時間は過ぎ、日も暮れて暗くなり始めた頃。

私たちは帰る支度をして、梟谷を出ようとしていた。


私的には楽しくはなかったけどね。





｢明日からはまた鬼練かぁ｣



｢監督優しくしてくれないかなぁ｣



｢無理でしょ｣


｢あー寝たくない寝たくない明日が来て欲しくない！！｣




他校が見送りに来てくれている中、明日のことを考えて死にそうな顔をしているみんな。


私？


もちろん私も死にそうだよ




遥人なんか新に寄りかかって全体重をかけてるからね。





そんなみんなに光が一言。


｢じゃあ明日も来ればー？｣



光の言葉にみんなバッと光を見る。



｢え、いいの！？｣


｢いいだろ！｣


｢えー来たい！！｣



｢やったー！｣





表情を変え拳を天に突き上げ喜ぶみんな。


ちょっと待って何勝手に決めてんの？？？




｢あの、ほんとに大丈夫なんですか？｣



監督が集まっているとこに聞きに行くと、笑って承諾してくれる。





「ねー、いつまで東京いるの？」



「え？あと一週間ちょい？」


「じゃあずっと居れば？明日から泊ればいいじゃん！」



「え！いいのー！？」






まずいまずい話がどんどんここにいることになっている。



私は嫌だよ！！



だってマネージャーたちの尻拭い一週間もしてたまるか！



今だってまだ新たちに熱い視線を向けてるんだよあの人たちは！！







「監督に泊まるなって言われたよね」


きゃっきゃしてるみんなを一刀両断した遥人の声。





「ふぎゅ．．．」


所謂ピエン顔をしてこっちを見てくるみんな。




「いやそれしても可愛くないから」




来た時とは逆で私たちがみんなを引き摺る形で梟谷を出る。





「そーいえば今日みんな実家帰るの？」



「え？何言ってんの？」



「もちろん遥人とAの家に泊まるけど？」


「あ、二人のお母さんにはもう言ってるから！」






「「は？」」






楽しみだねーっと笑うみんなを見て頭が痛くなる。




あぁ、今日は寝れない＿＿＿＿










＊

どんちゃん騒ぎのみんなのお陰で無事睡眠不足のまま朝を迎えました。


みんな恨む！！！

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