ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活荒れすぎてる。3【ハイキュー】

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「おぉ、やっぱすげぇ．．．」




「あれが全国トップ．．．！」





感嘆の声をあげる部員たち。
その視線の先にはコートで駆け回るみんなの姿が。



翔陽や飛雄なんて目をめちゃくちゃきらきらさせて見ている。




「うわ新トス下手か！！」


「うるせぇ本職じゃねぇんだよ！」


「俺の方が絶対上手いね！」


「じゃあやってみろよ！」






一応ミニゲーム中なのにあんなくだらない喧嘩しあってるのを見て幻滅しないのか．．．？？



そんなみんなを泣いてどこかへ消えたマネージャーたちの代わりにマネージャー業務をこなしながら遥人と見る。



「あー、待って私今なら目つぶってもスポドリ作れるわ」

「やりすぎて？」


「うん。あれ？なんで私たちこんなことしてんの？」


「現実を見るな」





みんなの騒ぎ声をBGMに無心でスポドリを作り続けてると、誰かの足音がした。





「．．．スポドリ、作ってんの」



「大変だね。．．．お疲れ様」





「あ、赤葦に孤爪」

手を動かしたまま後ろを向くと、居たのは赤葦とゲームしてる孤爪。




「よー、二人も手伝ってくれね？あの馬鹿たちどっか行っちゃったからさ」



遥人がそういうと孤爪は嫌そうな顔してたけど二人も手伝ってくれることに。




「それでどうしたの？なんか私たちに話しあった？」

何もなくて来てくれたなら神よあなたたち。


そう言うと、二人でアイコンタクトみたいなのを取る赤葦と孤爪。

何話してるのか知りたくて赤葦の目凝視したけど何も読み取れませんでした。はは




「．．．なんなの、あの青城のマネージャーたち」



スポドリを振りながら孤爪が呟く。




「あー、ごめんね？なんかした？あの人たち」

「纏わりつかれた？ウザ絡みされた？」

「．．．うん」


香水くさいし、仕事はしないし、応援うるさいし

と顔を歪めて言う孤爪。




おうおう思ったより嫌われてるなこれ


「まぁそんなことはどうでもよくてさ」



「え、どうでもいいの？」


「まぁよくはないけど。岸野と小澤来たし」


「私たちが尻拭いするの確定かよ」

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