ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】

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どうしようかと困っているところにさっき聞いた声が聞こえる。



「お、岸野〜さっきはありがとな。．．．ん？どうした？」




この修羅場の原因を生み出した先生！！

私がピンチなのになんて能天気な！！





「先生のせいで私が部活抜け出してサボったと勘違いされてるとこです」

「え？そうなのか？すまん岸野はさっき俺が無理やりプリント運び手伝わせちゃったんだよ！悪いな及川！こいつは叱らないでくれ」





及川さんの前で手を合わせる先生。



先生やるじゃん。さっきまでこの原因作ったから恨んでたけど許す。



「へ、あ、はい」

及川さんがあっけにとられている。




あと一押し





「先生、私が雑用行ったとき誰か他に水道いました？」



誰もいなかったらいつ仕事押し付けたのって話だよね




「ん？いや、誰もいなかっただろ。岸野が一人でスポドリ作ってたな」

「ですよね。ありがとうございます」

「？おう、部活頑張れよ〜」







ほれ見たかマネ共私は冤罪だ！！



マネを見るとなんか青くなってる。





部員たちはどういうこと．．．と困惑している。






このままここに居てもっとめんどくさいことになったらたまらない。



「夢でも見てたんですかね〜夢と現実の区別がつかないだなんて子供じゃないんだから気を付けてくださいねっ」



少し嫌味っぽく言ってスポドリの籠を持ち、その場を後にする。







後ろからは

「か、勘違いだったみたいですぅ」


「ま、間違えたわ」


「あっあれっ！？違いました！」



という声。








あー私優しすぎて女神。



ばーんと体育館のドアを蹴り開け中に入る。





「仕事押し付け疑惑をかけられてました岸野です！！スポドリは数本しか作り終わってません！！」


そうなんだよ、作りに行って結構経ったのに数本って．．

申し訳ない。





そういうと湯田さんがかけてくる。


「えっ仕事押し付け疑惑ってどういうこと！？大丈夫！？」

「大丈夫ですよなんとか」


心配してくれる、優しい好き。


すると遥人が寄ってくる。


「どーゆーことか話聞かせろよ〜」









「なにそれ面白っ」

隣でけらけら笑っている遥人。


今、二人で水道でスポドリを作っている。


「雑なんだよなぁいろいろ。」

「修羅場にKY先生突入からの衝撃の事実って感じ？」


笑いが治まらないとずっと笑い続ける遥人。


「いつまで笑ってんのよ．．．」


そういうといきなり真顔になるから驚く。

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