ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかしんどすぎる。2【ハイキュー】

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終わらないゲームの観戦をやめ体育館にいる他のチームを黒尾さんと眺めに行く





お、光と遥人同じチームだ




「うがぁぁぁ！また負けた！4連敗目！！」






頭を抱えて上を仰ぐ光




4連敗．．．やばすぎでしょ


つい吹き出しそうになるけど抑える







「ぶひゃひゃひゃ、木兎弱すぎだろ〜」






それを見た黒尾さんは癖の強い笑い方で笑っている



ぶひゃひゃひゃ？？



癖が強いのは髪型だけにしてください








「遥人が馬鹿強いんだよ！！」

「光が弱すぎるだけだって」






そう笑う遥人









すると黒尾さんに肩を掴まれる




「こっちのAちゃんもめちゃくちゃ強かったんですけど〜」




「え」

「は？」





「まじかよ！お前ら二人揃って強いとか．．．負けてられん！あかーしと四人でやるぞ！」



それを聞いて何故か私たちに敵対心を燃やしてる光。






光に呆れたように遥人が口を開く





「いや赤葦めっちゃ弱かったけど」

「あかーし！！」







そろそろ西谷VS金田一の決着がつきそうだったから戻ることに









「Aちゃん行くよ」


「．．．え」






さっきは光に流されたけどなんかナチュラルに名前呼びになってるよね？？








「名前．．」




そう呟くと前を歩いてた黒尾さんが振り向く







「あ、嫌だった？」

「いや、嫌ではないですけど．．．」

「じゃあいいじゃん」




笑ってまた前を向く黒尾さん






なんだよ都会人はナチュラルに名前呼びすんのか？






あ、私も東京出身だった








髪型はちょっとあれだけどイケメンだからか？？






「ねぇ」


「！．．．なんですか？」






黒尾さんが前を向いたまま声をかけてくる


やばい心読まれたかと思ってびびった．．．








「遥人君からめっちゃ睨まれてるんだけど．．．」


「．．．黒尾さんが気に食わないか嫌いなんじゃないですか？」



「嫌いって．．．まぁ理由はわかるけどさー」




そう言って足を止め私の横に来る黒尾さん






「？どうしたんですか？」

「ううん、わかりやすいなーって思っただけ」


「？そうですか」

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