ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかしんどすぎる。2【ハイキュー】

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「「ありがとうございましたー！！」」




試合が終わる。


今日も烏野とはいつも通り三セットの接戦だったけどいつもよりみんなの動きがキレキレだったなーと思いながら片づけをする。






「．．．なーんかピリピリしてる気がするんだけど気のせいか？」


「．．．いや、私も思った」




及川さんたちの烏野の特に翔陽と飛雄に向ける視線がなんか、やばい




すると翔陽と飛雄がこちらにかけてくる。







「Aさん遥人さん！！」

「今日も教えてください！！！」





目をキラキラさせてこっちを見る二人。







あーやっぱ耳としっぽが生えてるよ．．





「うん、いい


「だーめ！！」


．．．へ」





いいよと答えようとすると及川さんに遮られる。




いやなんで断ってるんですか？？？





「大王様には聞いてない！！」

「なんでですか及川さん！！」



「うるさい！おざわっちとAちゃんは俺たちのだもんね！お前らなんかにやるかバーカ！！」





．．．えぇ



ちらっと遥人を見ると呆れた視線を及川さんに送ってる。





「あーっと、悪いな翔陽飛雄。明日教えてやるよ」




「ほんとですか！？」


「あざっす！！」


「え、ちょっとおざわっち！！」




及川さんの抗議の声を無視して明日の約束をする遥人。


翔陽たちは烏野の方へ戻っていった。







「ちょっと！なんで約束しちゃうのさ！！」

「だってまた一緒自主練するって約束してるんですもん」

「まぁまぁ落ち着いて．．．」




不満そうな顔のままの及川さん。

それを岩泉さんが引っ張っていった。




何が気に食わないの．．．

合同合宿なんだから他校と一緒に自主練なんて当たり前でしょ．．．






「あの」



頭に手を当てて唸りたくなるのを我慢してると後ろから声をかけられる。




「ん？どうした？」


振り向くといるのは金田一と国見くん。





「ほら、いいなよ」

「は！？なんで俺だけに言わせようとしてんだよ！」

「いいから言えよ」

「いや無理」



何故か少し顔の赤い金田一と相変わらず無表情な国見君が小声で何かを言い合ってる。



少し経ったあと軽くため息を吐いた国見君が口を開く。





「名前で呼んでください」


「．．．へ？」



「だって同じ学校の俺たちは金田一とか俺に至っては国見くんなのに影山とか日向は名前って．．．」



と言ってぶすくれたようにそっぽを向く国見君。






「．．．なにそれ可愛すぎかよ」

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