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いざ、松陽先生の所へ! ページ44

部屋の中へと連れていかれるとある部屋に無理矢理入れられ
腕を縛られたまま私は床に叩きつけられた


「何…するの…?」



そう問いかけるが返事はない
薄暗い部屋には私と十数人の男達
男達はニヤニヤしながらこちらを見ている



「随分と無様な姿ね」

「! 貴方は!」


床に転がっている私に声をかけてきたのは
宝生姫麗だった


「私は貴方を認めない! 本当は晋助様の妻となり、この国の王妃となるのは私のはずだった!それなのに異国から来た貴方に…」


仕返ししてやる!と叫ぶと女は男達に「やれ」と冷たく言い放った

女の言葉を聞いた男達はゆっくりと私に近づいてくる。よく見れば上の服を脱いでいる者も…


「二度と晋助様の隣にいられない体にしてあげる。何するかわかる?」

「………」

「貴方の女としての尊厳を奪うのよ」

「!!!」


女の恐ろしい言葉に唖然とする







「ほらよ」

「嫌! やめて!」

知らない男にドレスを引きちぎられ隠れていた肌が露わになる。幸い胸までは見られていないが…


「伊東よくやりました。私が王妃になった時には公爵の位をやりましょう」

「ありがとうございます。次期王妃様」


Aの姿を笑いながら鑑賞している男と女




しかし




「やめろ!!」


ドアを蹴破って入ってきた男の登場で
その場は時が止まったように静かになった




ーーー

「き、貴様は…」

小屋に乗り込み悲鳴が聞こえる鍵がかかっている部屋を蹴破って中に入る



「やめろ!!」


部屋に入りそう叫ぶと
両腕を縛られドレスが破かれている姿のAと
十数人の男達

奥には俺がこの世で1番嫌いな女と伊東がいた


…此奴らがやろうとしていた事は聞かなくてもわかる


「テメェ等…」

怒りに身を任せ目の前にいた男を持っていた刀で斬り殺す

それにビビったのかAの回りにいた男達はAから離れていった



「A…」

「晋助さん…」


怖かったと俺の顔を見て安心したのか泣きじゃくるAの縄をほどき自分が羽織っていたジャケットをかけて落ち着かせる


「おい、何したかわかってんだろうなァ」


先程まで余裕な顔で様子を見ていた女はオロオロとして俺にビビっているようだった


それとは対照的に涼しい顔をしている伊東
自分のかけている眼鏡を少し上にあげ、深呼吸をすると



「高杉様、貴方は…」



何かを話しはじめた

いざ、松陽先生の所へ!→←いざ、松陽先生の所へ!



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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時

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