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いざ、松陽先生の所へ! ページ43

Aを乗せた馬車は目にも留まらぬ速さで森の中を駆けていく

先程いた大通りからはかなり離れ、太陽の光さえ入らない所まで来てしまっていた






(……どこ?)






小さな窓から辺りを見渡すが暗くてよく見えない。
この男達は何処に向かっているのだろう

そう思っていると急に馬車が止まった


「おい、降りろ」

銃を向けながら一人の男のがそう言ってくる
目の前には古びた小屋のような建物があった


「早くしろ!」

「キャッ、離して!」


男は私を引きずり降ろすと「縛り上げろ」と周りの男達に声をかけ私の両手を背中にやり腕を縛った



まるでどこかの罪人のようだ
これからどうなってしまうのだろう…



「おい、あまり乱暴に扱うな。A様にはこれから【大事な】公務があるのだから」




フンッと鼻で笑いながらそう話す伊東はもはや王室を護衛する者の顔ではない



私には悪魔のように見える…




(助けて……晋助さん!)


心の中でそう叫びながら私は小屋の中へと連れられて行った



ーーーーー


「急げ!」

足で馬を蹴り、速度を上げていく
どのくらい走ったかわからないが辺りは薄気味悪くまるで魔女の隠れ家でもありそうな感じだ







(どこだ…!)







「何処にいる…A!」


そう叫ぶと小さな小屋が目に入った
近寄って見ると…


一台の馬車がある

あれは間違いない…
Aが乗っていた馬車だ!




「嫌! やめて!」

小屋の中からそう叫ぶ声 涙声の悲鳴…
間違いない


「A!」


愛しい人の叫び声に、急いで小屋の中へと
入っていった

いざ、松陽先生の所へ!→←いざ、松陽先生の所へ!



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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時

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