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内気な姫と真選組 ページ5

時が経つのは早いもので、すぐに約束の日がきた。

お父様は条約や結婚式の話などをする為に私より早くに銀魂王国へと向かった。


「姫様。銀魂王国から迎えがきましたよ」

「……わかりました」

高杉王子は銀魂王国で待っているので迎えにきたのは銀魂王国の近衛兵である真選組だ

いつの間にか荷物は全て馬車に積み込まれていてあとは私が馬車に乗るだけだった。

「A」

「お母様…今までありがとうございました」

昨晩はずっと泣いていたのか、目は腫れてしまっていた。

「A元気でな」

「はい、お兄様」

お兄様は最後に私の頭を撫で、しっかりやれよと声をかけてくれた。

(もう、この家に帰ることもないのか…)

この時代、嫁いだ女が実家に帰るなどあり得ない話だ。

だから私がお母様やお兄様と話すのもこれが最後…


「……ッ…」


ダメだ泣いてしまいそう…
ここで泣いたらみんなに心配かけてしまう…

「いってきます!」


最後は笑顔で…








「最後の別れは済みやしたかァ。ところであんた本当にこの国の姫様なんですかィ?」

「総悟ォォォ!! 失礼な事はやめてェェェ!」


栗色の髪をした少年が話したあと、すぐにやってきたのは体の大きいゴ、ゴリラみたいな人だった

「本当に申し訳ございません!!」

「だっ 大丈夫ですから」

何度も頭を下げ、謝るこの方を横目に栗色の髪の少年はバズーカを構えて…

「えっ……」

「死ねェェェ! 土方ァァァ!」


ドーン


「総悟ォォォォォ!」

「ギャァァァァ!」

バズーカを黒髪で煙草を吸っていた男の人に向かって撃った

私に何度も頭を下げていた人はギャァァァァと叫びながら気絶してしまった

「……本当に大丈夫かな」

泣きそうになりながらそう呟いた

内気な姫と真選組2→←結婚します



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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時

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