月夜に眠る双子の話

探偵チームKZの活動 ページ6

そう言って快斗さんはしぶしぶノートをめくり始めた。



まずはシンデレラ特急・城のところで目を見開いた。

ああ、あれは大変だったなぁ。

本当に私がミシアを落としてしまったのかと思った。


それから快斗さんはノートを順調(？)にノートを見ていって赤い仮面は知っているのところで止まった。


「MASQUE ROUGE、知ってるの？」

「ああ、ビッグジュエルを盗む時にばったり出くわしたことが・・・」

そう言って快斗さんははっとした表情になった。

え、今完全にキッドだって言ったようなものだよね。



そしたら快斗さんが私の後ろを指を指して、

「あー！あそこに！！」


っていうから思わず後ろを振り向いたら、


パアッン！

あたりに煙が充満してその間に快斗さんが逃げてしまった。


それで家の中を探してみたけどいなくなってた。


どこに行ったのかな・・・


それでふと上の方を向いたらもう7時だった。


まずい！ここから家遠いんだ！


私は慌てて荷物を持って家を飛び出した。

「はぁ」

なんか・・・いろんなことがありすぎた。


キッドにあったし、逃げられたし｡


でも私、あのあと快斗さんが逃げなかったらどうしてたんだろう。


警察に通報する？

KZのみんなに相談する？

「うーん」


けど私あの人はあんまり悪い人じゃない気がするんだよね。
　


あ、て言うか鍵閉めなかったけど大丈夫かな。




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次回から快斗side行こうかな。


なんかさ、快斗がヘタレなりそうで怖いんだよね。


まあ、頑張るので応援してね！

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