月夜に眠る双子の話

サーストンの三原則 ページ33

私は慌てて走り出してなんとかテレビ局の人達の中に紛れ込めた。


「お茶の間の皆さん！」


それでテレビ局の中継が始まったんだ。

すると、


『よォ名探偵・・・』

ってお兄ちゃんの声が聞こえてきたんだ。


え？

名探偵？


と、思っているとまたお兄ちゃんが、

『知ってるか？サーストンの三原則・・・』


って、言ったんだ。

『ああ・・・20世紀の始めに活躍した奇術師ハワード・サーストン！』


え？この子も知ってるの？

私は今回お兄ちゃんに聞かされたから知ってるけど。


『その名を冠して定義付けられた三原則・・・』

しかも詳しいし、どうしたんだろう。


『マジックでやっちゃいけない「3つのタブー」の事だろ？』


と、言ったあとにお兄ちゃんの声が話始めた。

『その通り・・・1つ目は「奇術師はタネ明かしをしてはならない」・・・』

うん、これは当たり前だよね。


『２つ目は「マジックを披露する前にこれから起こる現象を説明してはならない」・・・』
　

これも聞いた。

意外性がなくなるからでしょ｡

　
そして、3つ目は・・・

『そして3つ目・・・「同じマジックを二度繰り返してはならない」！』


お兄ちゃん、一体誰に話してるんだろう。



そんなとき私は前に、お兄ちゃんが言ってたことを思い出したんだ。


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スミマセン、最近更新遅いですね。

私、原作になるべく忠実にしたいので、

片手に漫画持ちながらやってるんです！！


最近コメント来なくて悲しい・・・


それでは皆さん、いい１日を！！

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