アーヤの決心消えた・・・ ページ12
私はあのあと学校に行っていつもより授業に集中して参加することができた。
最近、ずっと考えてたからあんまり聞いてなかったんだよね。
それで学校から帰ろうとしてる時に、「彩」と呼ばれた。
声のした方を振り向くと快斗さんがいた。
「快斗・・・さん。何でここに。」
「知り合いに調べてもらった。(じいちゃん)」
いや、だからといって普通来る!?
だって、学校の前で他校の人がいたらものすごく目立つんだもん。
私がなにも言えずに固まっていると快斗さんは私の手を引いて歩き出してしまった。
「あのさあ」
快斗さんが急に止まって話始めた。
「お前って後なの、先なの。」
は?
「えーっとそれはどうゆう質問で・・・」
「だから、お前が産まれたのは後なのか、先なのどっちなんだって聞いてんだよ!!」
ああ、そういう事ね。
「私の方が後です。」
って答えると快斗さんが
「んじゃ、その快斗さんって止めろよ。」
と、言ってきた。
「俺はあくまでも兄なんだし快斗さんっておかしいだろ。」
まあ、そうかも。
「だから、せめて兄さんとか、快斗とか言えよ。」
確かに他人行儀かもね。
それで私は、
「それじゃあ、お、お兄・・・ちゃん?」
そしたらお兄ちゃんは一瞬驚いたような顔をしたけど、すぐにふっと笑った。
なんだかその笑いがとても優しくて・・・なんか、ときめくかも。
ラッキーカラー
あずきいろ
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柚姫 - 面白いですね!これからも頑張ってください! (2021年4月30日 9時) (レス) id: 76382fa356 (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - ゆきさん» 忍の天然具合は分かりにくいんですよね〜! 面白いと思って貰えたんなら、もう最高です! この月夜に眠る双子の日常はコメント最近来なかったんで嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月9日 21時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ボウリングの忍んとこで吹きそうになりました。親も兄弟も従兄弟もいたのでなんとか堪えた(笑) (2019年8月9日 20時) (レス) id: a029c04e11 (このIDを非表示/違反報告)
上杉乃彩 - 了解です! (2019年5月25日 21時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - 上杉乃彩さん» どういたしまして?です!このお話もついに終わってしまいました!少しでも面白いと想って頂けたら幸いです!最後にしゃべりたかったけど、字数で出来ませんでした!明日から続編行くので是非見て欲しいです! (2019年5月25日 21時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩快 x他1人 | 作成日時:2019年5月6日 8時